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負の空気に酔い過ぎ?糧としたい悲しい記憶
2020/01/17
今日の日中の最高気温は1桁だったみたい。

もう寒い。寒過ぎる。
どんなに着込んでも体の芯が冷える…。

こんな時期にセンター試験の受験生、本当によくやっていると思うよ。
寒さだけでなく、いちばんネガティブな思考に陥り、鬱っぽくなりやすい季節だもの(僕だけかな)。
受験とかあまり僕は経験がないので、勤勉な彼らには全く頭が上がらない。



――阪神・淡路大震災から、今日で25年。
その数字と同じく、僕も25歳。

災害の怖さやつらさを「風化させてはいけない」みたいなことを長らく僕も思っていたが、歳と共に考え方が変わってきた。


被災者が、「怖かった」「つらかった」と話せる場所が必要なのは確かだ。
そういう気持ちを誰かに話して、消化していける相談機関なり信頼できる人なりはいて良いと思う。
つらい経験から脱するには大切な機関であり、手段であろう。


しかし、次の世代にその体験を伝え続ける…とかいう話になると、ちょっと違うと思う。

その恐怖や悲しみを体験していない人に伝えたところで、「そうなんだ」「大変だったね」以上の返事はできないわけだよ。
連想ゲームみたいなもので、どんなに適切な言葉で伝えようとしても、人から人へと伝わるうちに脚色されたり抜け落ちたりして、最終的にはあることないことゴチャゴチャになるだろうし。

そんな話だけ聞いてもどうすることもできないし、何より次に繋げることができない。

写真や映像で被災地や避難所の様子を繰り返し流すこともそうだけど、それを見たり聞いたりしたところでどうすることもできないじゃん?


じゃあ何が大事かって、その体験を教訓に、次またいつか同じような災害が起きるかもしれないとわかっている「今、何ができるか」を考えて行動することだと思う。

国内での災害後に起こりがちな「自粛ムード」もそうだけど、次に繋がらないネガティブな空気感をみんなして作ってどうするんだよ…。

結局、自分たちは被害者だとか不幸だとかいう事実に酔っていたいだけでは?
また同じような目に遭って、みんなで怖いね、つらいねと傷の舐め合いをしていたいのかな?
とさえ思ってしまうこともある。

人間が感じる当たり前の心情として、そういう空気感に酔うだけ酔って何もしないでいた方が楽だからね。


ま、それだけのことを高言する僕も、ネガティブな自分の気持ちには負けやすい方なのだが…。

自分に言い聞かせるつもりで、理屈でだけはわかっておきたいから言った(笑)。
何があっても最後の最後まで、後悔しないように生きたいもの。やっぱり。


以上、ィヨロシク!!


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