いつだってプラマイゼロ?世の変化を受け入れられない弱さ 2018/01/05 01:31
眠れないので自分の心の中に渦巻いているものを整理するため、日記を書く…。
「古き良き時代」。そんなものは絶対に存在しないと僕は思っている。それはより的確な言葉でいうなら、ただ「古いから良く見えているだけの時代」だろう。いわゆる“思い出フィルター”という奴ではないか。
昔から、主に中高年は若者や子供に対して、「最近の若者(子供)は~だ」なんて言葉をよく口にする。
でもいつの時代もそう言われてきたといわれている所からわかるように、別に何も悪くなっちゃいないのだ。
ただ、時代が変われば、人々の生き方も変わる。それが良くもなれば、悪くもなるというだけ。いつの時代もプラマイゼロで、大局的に見れば良くも悪くもなっておらず、人間の本質というものは決して変化しないんだよね。
今の時代、不景気がどうとか、近い人同士の交流が減ったとかいろいろ叫ばれる。でもその一方で、インターネットができるPCや携帯などの機器が普及したことで、誰とでも、いつでもコミュニケーションが取れるようになった。ネットショッピングなんてものもできたから、遠方の地にあるものでも、いつでもどこでも買おうと思った時に注文し、自宅に届けてもらえる。
大学で教授に言われて忘れられないのは、「不景気というのは豊かさの裏返しやで?」。その瞬間はピンとこなかった所もあるが、今ならわかるな。
皆、モノに満たされ過ぎたから、新たなモノを欲しいと思わなくなった。
でもそれって見方によれば、企業はより良いモノを作ろうと試行錯誤する、その結果、良いモノが生まれる――。だから今は百均の商品でも、アイデア(便利な)グッズがたくさんある。
「モノを作れば売れる」という時代であれば、そりゃあ労働者にとっては働けば働いた分だけ対価を得られるという利点はあったかもしれないが、粗悪品が出回る恐れがあるという懸念はなかっただろうか?ネットでレビューも見られるわけじゃなく、テレビや雑誌などの広告だけ見て釣られて買って、しょうもないモノを手にし、後から悔いた人はいるんじゃないだろうか?
“思い出フィルター”を通してものを見る人達は、どうしてそういった過去の悪い所を見ず、過去の良い点と、今の悪い点を比較するという甚だバカげたことをやるのだろう?
今をバカにする人は、過去に戻っても、絶対に過去に対しても文句を言う。これは間違いない。結局、過去の良い所ばかり見て、振り返るばかり。「変えられる」“今”が間違いなく一番良い、ということに気付かないのだ。
それは、人間が、自分が生きてきた時代を基準にモノを考えていて、それより前の世代・後ろの世代の違った生き方を受け入れられないこと…。あくまでも自分が生きてきた時代こそが正解なんだ!これぞ人間の生き方だ、などと考えてしまう弱さなんだろうね。
意外と誰もが、物事を客観的に見られない。もっと言うと、客観的に見て、それを良い所も悪い所も全部含めて、堂々と主張するということができない。誰しもが、それだけの強さを持っていない。だから、弱そうに見えるものを延々と叩き、自分が上に立っている気分でいる。本当にバカげている……愚かだとは思わないのかな。
かくいう僕も、過去の世代、あるいはもっと上の世代を、自分の世代が正しいと思い込んで叩いてしまうことがある。僕自身も、もっと人や物事、そして時代によって何かが良くなれば何かが悪くなる、栄枯盛衰というものを客観的に見て受け入れられない弱さがある…。
これはほぼ全ての人間に当てはまる弱さだから、この先何十年も、何百年も、何千年も変わることはないと思う。
ただ、僕が生きている間、せめて僕だけは、他の人よりはちょっと抜きん出た、違う、自分なりの考えを持つようにしたいな、と思う。それでこそ人間じゃないか?と思うからね。
違った考えを持つ。個体が違えばそれが当たり前。
でもそれが皆わからない。みーんな自分勝手、みーんなバカ。
だけど、それもまたひとつの人間の姿。それはそれで受け入れていける人間になりたい。
人間の頭ってややこしい…。いろんな考えが巡っていて……その頭を持つ本人ですら、自分の頭の中にあるもののほんの一部すら理解していない。
ややこしいのは 世の中じゃなくて この頭ん中(B'z『Don't Wanna Lie』より)
初めて聞いた時、「え?世の中の方が余程ややこしいでしょ?」と思ったけど、案外そうじゃないのかも…。ちょっとだけ、今なら意味がわかる気がする。
ま、細かいことは考え過ぎず、でも人として立派に(自分なりに)、生きていきたいな。いつか50代、60代…と歳を取った時に、「あなたは何をしてこれまで生きてきたの?」と言われる人にだけは、絶対になりたくない。そんな人生絶対に幸せじゃないからね。成功しても金持ちになっても、自分で「私は幸せだ!!」と自覚し、それを誰にでも胸を張って主張できるくらいの強さを持っていなければ、一生不幸(言い過ぎ?)なんじゃないかな。
以上、ィヨロシク!!
眠れないので自分の心の中に渦巻いているものを整理するため、日記を書く…。
それはより的確な言葉でいうなら、ただ「古いから良く見えているだけの時代」だろう。
いわゆる“思い出フィルター”という奴ではないか。
昔から、主に中高年は若者や子供に対して、「最近の若者(子供)は~だ」なんて言葉をよく口にする。
でもいつの時代もそう言われてきたといわれている所からわかるように、別に何も悪くなっちゃいないのだ。
ただ、時代が変われば、人々の生き方も変わる。
それが良くもなれば、悪くもなるというだけ。
いつの時代もプラマイゼロで、大局的に見れば良くも悪くもなっておらず、人間の本質というものは決して変化しないんだよね。
今の時代、不景気がどうとか、近い人同士の交流が減ったとかいろいろ叫ばれる。
でもその一方で、インターネットができるPCや携帯などの機器が普及したことで、誰とでも、いつでもコミュニケーションが取れるようになった。
ネットショッピングなんてものもできたから、遠方の地にあるものでも、いつでもどこでも買おうと思った時に注文し、自宅に届けてもらえる。
大学で教授に言われて忘れられないのは、「不景気というのは豊かさの裏返しやで?」。
その瞬間はピンとこなかった所もあるが、今ならわかるな。
皆、モノに満たされ過ぎたから、新たなモノを欲しいと思わなくなった。
でもそれって見方によれば、企業はより良いモノを作ろうと試行錯誤する、その結果、良いモノが生まれる――。
だから今は百均の商品でも、アイデア(便利な)グッズがたくさんある。
「モノを作れば売れる」という時代であれば、そりゃあ労働者にとっては働けば働いた分だけ対価を得られるという利点はあったかもしれないが、粗悪品が出回る恐れがあるという懸念はなかっただろうか?
ネットでレビューも見られるわけじゃなく、テレビや雑誌などの広告だけ見て釣られて買って、しょうもないモノを手にし、後から悔いた人はいるんじゃないだろうか?
“思い出フィルター”を通してものを見る人達は、どうしてそういった過去の悪い所を見ず、過去の良い点と、今の悪い点を比較するという甚だバカげたことをやるのだろう?
今をバカにする人は、過去に戻っても、絶対に過去に対しても文句を言う。これは間違いない。
結局、過去の良い所ばかり見て、振り返るばかり。
「変えられる」“今”が間違いなく一番良い、ということに気付かないのだ。
それは、人間が、自分が生きてきた時代を基準にモノを考えていて、それより前の世代・後ろの世代の違った生き方を受け入れられないこと…。
あくまでも自分が生きてきた時代こそが正解なんだ!これぞ人間の生き方だ、などと考えてしまう弱さなんだろうね。
意外と誰もが、物事を客観的に見られない。
もっと言うと、客観的に見て、それを良い所も悪い所も全部含めて、堂々と主張するということができない。
誰しもが、それだけの強さを持っていない。
だから、弱そうに見えるものを延々と叩き、自分が上に立っている気分でいる。
本当にバカげている……愚かだとは思わないのかな。
かくいう僕も、過去の世代、あるいはもっと上の世代を、自分の世代が正しいと思い込んで叩いてしまうことがある。
僕自身も、もっと人や物事、そして時代によって何かが良くなれば何かが悪くなる、栄枯盛衰というものを客観的に見て受け入れられない弱さがある…。
これはほぼ全ての人間に当てはまる弱さだから、この先何十年も、何百年も、何千年も変わることはないと思う。
ただ、僕が生きている間、せめて僕だけは、他の人よりはちょっと抜きん出た、違う、自分なりの考えを持つようにしたいな、と思う。
それでこそ人間じゃないか?と思うからね。
違った考えを持つ。個体が違えばそれが当たり前。
でもそれが皆わからない。
みーんな自分勝手、みーんなバカ。
だけど、それもまたひとつの人間の姿。
それはそれで受け入れていける人間になりたい。
人間の頭ってややこしい…。
いろんな考えが巡っていて……その頭を持つ本人ですら、自分の頭の中にあるもののほんの一部すら理解していない。
ややこしいのは 世の中じゃなくて この頭ん中
(B'z『Don't Wanna Lie』より)
初めて聞いた時、「え?世の中の方が余程ややこしいでしょ?」と思ったけど、案外そうじゃないのかも…。
ちょっとだけ、今なら意味がわかる気がする。
ま、細かいことは考え過ぎず、でも人として立派に(自分なりに)、生きていきたいな。
いつか50代、60代…と歳を取った時に、「あなたは何をしてこれまで生きてきたの?」と言われる人にだけは、絶対になりたくない。
そんな人生絶対に幸せじゃないからね。
成功しても金持ちになっても、自分で「私は幸せだ!!」と自覚し、それを誰にでも胸を張って主張できるくらいの強さを持っていなければ、一生不幸(言い過ぎ?)なんじゃないかな。
以上、ィヨロシク!!
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