11月から大きく変わったニィスフォント 2017/11/01(Wed)
★11月3日、一部内容を修正。
この11月から、ニィスフォントのサイト(→ここ)がリニューアルしたようだ。ただサイトがリニューアルしただけかと思いきや、1つ、とても大きな変化があってびっくりした。
それは、個人使用専用フォントパック『まる徳フォントパック』(Win専用、ニィスフォント100書体収録)が販売終了したこと。サイトのアーカイブを辿ってみたのだが、たぶん10年以上前から販売されていた製品だ。僕は先月(10月)の終わり頃(サイトのリニューアル前)までニィスフォントのサイトを見ていたが、僕が確認した限りで、そういった告知は一切なかった。
ちょっとびっくりだね…。ただでさえ現在は、商用利用できるフォントは、単体購入か、Nis Ticket(旧ニィスレンタルフォントより今月から改称)しかない中で、でも個人には優しくしてくれるだろうと思っていたのに…。だけど、まる徳フォントを販売終了した所を見ると、個人は完全に見捨てられたようだ(笑)。
僕がまる徳フォントパックを買ったのは7年くらい前。買っておいて良かった~。まさかここまで手の届かない物になるとは思わなかったよ。
かつて(たぶん2002~03年頃まで)販売されていた『字多楽(1~3)』というフォントパックは、比較的低価格で購入しやすく、商用利用もできたっぽい(そこは不明瞭)。だけど、それらが販売終了になり、商用利用できる製品は単体購入と、年間ライセンスフォントのみに変わった。でも個人利用には、フォントの品質をMSフォント相当まで落として(2048→256メッシュ)100書体を収録した、まる徳フォントパックという安価なフォントを提供する形に変わったのだ。
近年では、高い割に使用条件が厳しく、敬遠されがちなニィスフォント…。それを踏まえて、今月から使用条件が見直され、一部緩和されたようだが。いずれにせよ、個人は完全に見捨てられた(笑)。
しつこいけど、このまる徳フォント販売終了、僕個人的にはかなり痛いと思う。
そもそもここの年間ライセンスフォント、使っている人本当にいるの?比較的新しい、わりばしとかネオ勘とか、使用例を見たことがないぞ。年間ライセンスを契約している人がいるなら、どこかに使用例があるんだろうけど…。
年間ライセンスで使用条件が比較的緩めでプロでも安心して使えるフォントが増えている今、これだけ高価格で、新書体の登場が少ない(2017年現在)フォントベンダーやフォントに、どれほど需要があるのだろうか?年間ライセンスの方も、使用条件は緩和されたとはいえ、他の大手ベンダーと比較すれば緩い方とは言い難いのでは。
それに、ここは昔からずーっとそうだが、収容文字も、「JISx0208(JIS第一水準・第二水準の漢字、かな、記号類)に準拠しております」とある。OTFもTTFと仕様はほとんど同じで、Adobe-Japan 1-3(Std)にすら対応しておらず、どころか、IBM拡張文字・NEC特殊文字すら網羅しようとしていない。さらに一部のフォントに於いては、第二水準漢字すら網羅されていない。(そう言うと聞こえが良くないからか、ニィスフォントはそれを、「独自の文字セット」と呼んでいる)
それぞれ会社の事情があるのだろうから、何とも言えないけど、ユーザーライクとは言えないのではと、僕は思う。良くも悪くも、フォントベンダーも変わっていくね(^_^;)
ま、変わったものは仕方ないので、これからのニィスフォントに期待するとしよう…。
以上、ィヨロシク!!
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★11月3日、一部内容を修正。
ただサイトがリニューアルしただけかと思いきや、1つ、とても大きな変化があってびっくりした。
それは、個人使用専用フォントパック『まる徳フォントパック』(Win専用、ニィスフォント100書体収録)が販売終了したこと。
サイトのアーカイブを辿ってみたのだが、たぶん10年以上前から販売されていた製品だ。
僕は先月(10月)の終わり頃(サイトのリニューアル前)までニィスフォントのサイトを見ていたが、僕が確認した限りで、そういった告知は一切なかった。
ちょっとびっくりだね…。
ただでさえ現在は、商用利用できるフォントは、単体購入か、Nis Ticket(旧ニィスレンタルフォントより今月から改称)しかない中で、でも個人には優しくしてくれるだろうと思っていたのに…。
だけど、まる徳フォントを販売終了した所を見ると、個人は完全に見捨てられたようだ(笑)。
僕がまる徳フォントパックを買ったのは7年くらい前。
買っておいて良かった~。
まさかここまで手の届かない物になるとは思わなかったよ。
かつて(たぶん2002~03年頃まで)販売されていた『字多楽(1~3)』というフォントパックは、比較的低価格で購入しやすく、商用利用もできたっぽい(そこは不明瞭)。
だけど、それらが販売終了になり、商用利用できる製品は単体購入と、年間ライセンスフォントのみに変わった。
でも個人利用には、フォントの品質をMSフォント相当まで落として(2048→256メッシュ)100書体を収録した、まる徳フォントパックという安価なフォントを提供する形に変わったのだ。
近年では、高い割に使用条件が厳しく、敬遠されがちなニィスフォント…。
それを踏まえて、今月から使用条件が見直され、一部緩和されたようだが。
いずれにせよ、個人は完全に見捨てられた(笑)。
しつこいけど、このまる徳フォント販売終了、僕個人的にはかなり痛いと思う。
そもそもここの年間ライセンスフォント、使っている人本当にいるの?
比較的新しい、わりばしとかネオ勘とか、使用例を見たことがないぞ。
年間ライセンスを契約している人がいるなら、どこかに使用例があるんだろうけど…。
年間ライセンスで使用条件が比較的緩めでプロでも安心して使えるフォントが増えている今、これだけ高価格で、新書体の登場が少ない(2017年現在)フォントベンダーやフォントに、どれほど需要があるのだろうか?
年間ライセンスの方も、使用条件は緩和されたとはいえ、他の大手ベンダーと比較すれば緩い方とは言い難いのでは。
それに、ここは昔からずーっとそうだが、収容文字も、「JISx0208(JIS第一水準・第二水準の漢字、かな、記号類)に準拠しております」とある。
OTFもTTFと仕様はほとんど同じで、Adobe-Japan 1-3(Std)にすら対応しておらず、どころか、IBM拡張文字・NEC特殊文字すら網羅しようとしていない。
さらに一部のフォントに於いては、第二水準漢字すら網羅されていない。(そう言うと聞こえが良くないからか、ニィスフォントはそれを、「独自の文字セット」と呼んでいる)
それぞれ会社の事情があるのだろうから、何とも言えないけど、ユーザーライクとは言えないのではと、僕は思う。
良くも悪くも、フォントベンダーも変わっていくね(^_^;)
ま、変わったものは仕方ないので、これからのニィスフォントに期待するとしよう…。
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