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文字の加工という病?
2017/09/09 12:00
昨晩はほとんど眠れなかった…。
そんな日に、フォント考察記事を書くのがいつも楽しいtakumi(笑)。



――フォントがロゴなどで使用されているのを見ると、よく、ベースになったフォントの文字を加工しているのが見られる。
Illustratorなどのアプリでアウトライン化したりして…ね。
ロゴを描き下ろしにするのは大変だけど、でもフォントそのままでロゴにするのはちょっと…なんて違和感を覚える人がいるのだろう。

しかし、時には、何かの病気じゃないか?と思うくらい過剰な加工がされていたり、絶対その加工必要なかったよね、と思うような加工が施されていることもある。
そういうのが気になるんだよね…。


僕は大学時代で4年間だけデザインを専攻していた時に、よく教授(グラフィックデザインをしている人)に言われたのが、「ロゴなどでフォントを使う際、そのまま使わず、ほんの少しだけ文字に手を加えてやれば、グンと印象が良くなる」と。
僕も一時期はそれを真に受けて、フォントを使う度にいちいちしょーもない加工を施していたことがあった(苦笑)。

だからって、それが間違っているとは思わない。
実際、加工して良くなることは(たぶん多くないけど)あるし、良いフォントを選んでも、そのまま使うと何か違うな、と思うこともある。

だけども、中には「とりあえず手がかかっているように見えればなーんかよくわからないけどよく見えるんじゃないか?」というプロらしからぬ仕事も見られるんだよね。
僕も文字の加工が上手いわけじゃないので上手くは再現できないけど、例えばこういうものだ。↓
※画像の上はもともとのフォントの文字、下が加工した後の文字。

①角ゴシック系フォントの文字に角丸加工をしたもの(ただ効果「角を丸くする」をざっくり適用しただけ)
加工1 ②文字の一部分をとても意味があるとは思えないどうでも良い図形に変えたもの加工3 ③明らかにアプリの特定の効果(1枚目は「落書き」、2枚目は「ラフ」)を適用した、とわかるもの加工2 加工4
こういった加工がされている=絶対良い加工ではない、とまでは言わない(一応)。
 
でも…それだったら僕(素人)でもできる(プロの仕事じゃない)、って思っちゃうし、何より、そんな中途半端な加工でフォントが持っている味を損なうくらいなら、加工せずにそのまま使え!と思う。


ロゴだのタイトルだので使うとなると、良いフォントでも、そのまま使えば手がかかっていないように見えてしまう…だから変な小細工をしてしまう。そんな残念な使用例が結構多い。
この発想って、自分達はプロだか何だか知らないけど、手を込めた感じを出したくてインパクトのある創英角ポップ体を多用してしまう素人と共通しているんだよね。(創英角ポップ体を批判しているわけではない。それについては過去の考察記事『なぜ創英角ポップ体は嫌われるのか』を見てね)

文字組や色使い、レイアウトや装飾…などを配慮すれば、フォントの持ち味を生かしつつ、格好良いロゴが作れるんだと思う。
安易に文字に手を加えることは、そういったことへの配慮できない(技量のない)デザイナーの醜い悪あがき、とも言えるのかも。


それに、フォントを作っている人の中には、使用時に文字に安易に加工をして欲しくない、と思っている人もいるはず。(フォントの使用条件に、文字の大きな加工、もしくは加工そのものを禁止している例も多くはないけどある)
だって、基本的にフォントというものは、全ての文字を同じルールで、幾多のパターンで文字を並べた時にもバランスが崩れないように配慮してデザインしているわけだからね。
それに手を加えられるって、あまり良い気分はしない、という人もいると思う。

だけども、グラフィックデザイナーなど、フォントを紙面などで活用する人の考え方(センス?)は異なっていて、加工した方が良い(加工すればなーんかわからないけど良くなる)と考える人が多くいる。

フォントのデザインをする人と、それを活用する人…。
近いようで、でもお互いが、どこか遠い所にいる気がしてならない(笑)。


ちなみに、僕の飴鞭ゴシックは、むしろ加工することを推奨しています。
一文字一文字に手をかけず、全てをフォント作成ツールの一括処理に任せたこのフォント…文字によって粗が目立つもの(;´Д`)
ロゴやタイトルでそのまま使ってくれている例も見せてもらったけど、不格好なのでオススメしません(笑)。


以上、ィヨロシク!!
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