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Really Want To Not Help Me...? 憎悪と悲哀のダルイゼン
2021/01/31
のどかの選択! 守らなきゃいけないもの

ダルイゼンを助けなきゃいけない状況で拒否したことで、自分を責めるのどか。
「そうじゃなくて、のどかはダルイゼンを助けたいラビ?」
そんなラビリンの問いかけに、のどかははっきり「NO」の意志を示した――。


逃げ出したダルイゼンが見つけ出せなかった時、案の定シンドイーネさんは自分を吸収して欲しい旨をキングビョーゲンに伝えた。
「お前ほど忠実な部下を失うのは惜しい」と、断られたけどね。
一方、反発するものは許さない、と

のどかは最初から意志があったんだね。
ダルイゼンを助けたくはなかったけど、プリキュアの使命であったり、あるいは困っているダルイゼンが目の前にいる状況から、「助けなきゃいけない」と思っていた。
だけども、ダルイゼンを助ける(また体に取り込む)ことで、過去に長く味わったお医者さんですら何も判らない得体の知れない苦しみをもう味わいたくない!!!と思うのは当然だ。

「無理……わたし、どうしても嫌!」

よく決断したね、のどか。
本当に強くなったね、と目の前にいたら言ってあげたい。

ラビリンの言葉も……

「のどかが自分を犠牲にしなきゃいけないなんて、そんな義理も責任もないラビ!」
「もしのどかに何か言ってくる奴がいたら、ラビリンがぶっ飛ばしてやるラビ!!」

助けたくもない、助ける必要もない、義理も義務も責任もない相手を助ける必要はない、と。
そういう義務感でなく、「自分はどうしたいか?」だよね。
大人になっても、義務感とか周りの言葉とかについつい流されてしまうけど…。
現実世界でいえば、日本という国にもそういう悪弊が未だに強くあちらこちらに根付いているような気がする。

だけどのどかはやっぱり優しい。
弱ったダルイゼンを吸収してさらに強力になったネオキングビョーゲンに対し、「ダルイゼンを追い詰めたのは誰!?」と。
のどかはダルイゼンのことを決して許せないし、宿主になるなんてまっぴらごめんだけども、ダルイゼンのすべてを否定しているわけではない。
のどかの知らないダルイゼンの苦しみもあり、それはそれであったから自分に助けを求めてきたのだろうから、そこはフォローしてあげたかったのだろうな。

しかしながら、みんなに苦しみを与えるビョーゲンズの1人が、あたかも病原菌にやられた人間のように弱り、別の病原菌(キングビョーゲン)に吸収されるという最期とはね…。
ダルイゼンがのどかを利用したことは、彼の事情がどうあれ許されることではないが、彼が誰も見えないところで苦しみを抱えていたのもまた事実……。
ダルイゼンの自我がはっきりしているところは好きだったし、改心して生まれ変わって欲しかったな、というのがもう叶わないけど僕の願いだ。


それではみなさん、今週もおだいじに〜♥ ィヨロシク!!
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