#65 「喋る」デザインフォント? G2サンセリフ 2023/05/10(Wed) 2011年に同社のフォント事業がモリサワに譲渡されてからは、モリサワから販売されるようになった。 現在では「Morisawa Fonts」か旧サービスの「MORISAWA PASSPORT」、もしくは「TypeBank PASSPORT」を契約していれば誰でも利用できる。 今回は「G2サンセリフ」について、思うことを書いてみようと思う。 まずG2サンセリフとは、こんなフォント↓ ガッチリとした印象があり、文字を見る人の目線を真っ先に引きつけてくれそうな... #64 J-Font.comの大改革とLETSのさらなる大改悪 2023/04/10(Mon) 先月、デザイン性の高い毛筆フォントで定評のある白舟書体が使えるフォントサービス「J-Font.com」(ジェイフォントドットコム)で新たに昭和書体の取り扱いが始まるという告知があった。毛筆フォントファンの僕にとってはこれほどまでに嬉しいことがあるだろうかと思うくらい感動的なニュースだ。それに関連してフォントワークス(以下、FW)からは「昭和書体に関するサービス提供を終了」する旨の告知がなされ、それについてもい... #63 ダイナフォントの黒歴史? 細丸ゴシック体 2023/03/10(Fri) ダイナコムウェアが販売している「細丸ゴシック体」「中丸ゴシック体」「中太丸ゴシック体」という3つの丸ゴシック体フォント。具体的なリリース時期は不明だが、90年代後半に発売された初期のダイナフォントのパッケージ製品には既に収録されており、現在ではダイナコムウェアが販売している「DynaSmart」シリーズに収録されている。今回は、これら3つのフォント「細丸・中丸・中太丸ゴシック体」について思うことを話そうと思う... #62 天使?悪魔? 不思議なフォント「タカハンド」 2023/02/10(Fri) モリサワからリリースされているフォント「タカハンド」。文字を並べた時にリズミカルに見える、POP書体の良さと手書き風書体の良さを混在させたようなフォントだ。1987年に誕生し、現在ではMORISAWA PASSPORT、及び新サービスのMorisawa Fontsのラインナップに含まれているので、契約者なら誰でも利用できる。今回は、そんな「タカハンド」について思うことを話そうと思う。まず「タカハンド」とは、こんなフォント↓モリサワの書... #61 人気者の「麗雅宋」にライバル現る!? 2023/01/10(Tue) 2022年秋、MORISAWA PASSPORTと新サービス「Morisawa Fonts」の利用者向けに多くの新書体がリリースされた。これまでのモリサワフォントのラインナップには乏しかったデザインフォントが多く発表され、モリサワフォントを利用している人からの反響も大きかったんじゃないだろうか。2023年最初となる今回は、新年をキラキラと輝かしいものに彩ってくれそうなフォント「翠流ネオロマン」について話そうと思う。まず「翠流ネオロマン... #60 POP体らしいPOP体 ポルA体 2022/12/10(Sat) NIS Fontのラインナップに、「ポルA体」というフォントがある。実際にPOPで採用された実績のある同ブランドのフォントの中でも魅力的なPOP体のひとつだ。2022年最後となる今回は、「ポルA体」について思うことを話そうと思う。まずポルA体とは、こんなフォント↓マーカーなどで大胆なPOPを作れる職人さんが描いた文字をそのままフォント化したような感じだね。実際、NIS Fontの公式ブログによると、このフォントをデザインしたクリ... #59 味わい深いデザイン楷書体「魏碑体」 2022/11/10(Thu) ダイナコムウェアが販売している「魏碑体」(ぎひたい)というフォント。『ダイナフォント総合カタログ』によると、1996年頃には既にリリースされていたようだ。かつて販売されていたダイナフォントのパッケージ製品の多くに収録されており、現在でもDynaSmartシリーズを契約している人は利用できる。今回はこの「魏碑体」というフォントについて、思うことを書き綴ってみようと思う。まず魏碑体とは、こんなフォント↓古代の遺物を... #58 心豊かなデザイン隷書体「豊隷」 2022/10/10(Mon) フォントワークスが販売している「豊隷」(ほうれい)というフォント。同社の製品リリースノートによると、2002年の新書体として発表されたらしい。「フォントワークスLETS」のラインナップに含まれているので、契約者なら誰でも利用できる。リリースからちょうど20年……だからというわけではないが、今回は「豊隷」というフォントについて話そうと思う。まず豊隷とは、こんなフォント↓フォントワークスの書体見本ページでは、「隷... #57 バイバイモリパス ハロー新サービス 2022/09/10(Sat) モリサワが提供しているフォントのサブスクリプション「MORISAWA PASSPORT」(以下、モリパス)。モリサワフォントをはじめとした多数のフォントを利用できるサービスで、2005年に提供が始まり、現在まで続いている。しかし先月、このサービスが2028年度に提供終了されることが発表され、同時に後継となる新しいサービス「Morisawa Fonts」が来月4日にリリースされることも発表された。今回は、長年続いたモリパスと、これから始ま... #56 ダイナフォント革命!? 金剛黒体レビュー2022 2022/08/10(Wed) ダイナコムウェアが販売している「金剛黒体」(こんごうこくたい)というフォント。12個のウェイト(太さ)を揃えたゴシック体で、多言語にも対応しているフォントだ。DynaSmart V契約者に加え、廉価版のDynaSmart Tを契約している人も、一部のウェイトを使うことができる。今回は、そんな「金剛黒体」というフォントについて、思うことを話したい。まず「金剛黒体」とは、こんなフォント↓先に述べたようにウェイトは12種類、他に... #55 夏にぴったり? 背高のっぽの「とんぼ」 2022/07/10(Sun) FONT1000からリリースされているフォント「とんぼ」。「MOJIパス」のラインナップに含まれている他、現在ではAdobe Fontsでも利用できるようになった。夏ということで、今回は「とんぼ」というフォントについて思うことを話そうと思う。まず「とんぼ」とは、こんなフォント↓漢字は1:1の正方形の中にきっちりデザインされているが、かな文字はまさしくトンボの体のように細長く、文字を組むと背が高く見える。どの文字も、1つの文字... #54 太さだけが自慢? DF太ゴシック体 2022/06/10(Fri) ダイナコムウェアが販売している、太い角ゴシック体のフォント。「特太ゴシック体」「極太ゴシック体」「超極太ゴシック体」の3つがある。同社が90年代から販売しているフォントパッケージに収録されていて、現在もDynaSmartシリーズを契約している人は使うことができる。今回は、そんな「DF太ゴシック体」ファミリーについて、思うことを話したい。まずDF太ゴシック体とは、こんなフォント↓僕が高校生の頃、初めて手にした有料の... #53 Adobe Fontsに意外なフォントが仲間入り? 2022/05/10(Tue) 最近Adobe Fontsで利用できるようになった、「TA-角ゴGF」「TA-丸ゴGF」というフォント。Adobe Creative Cloudの有料プランを契約している人は、誰でも利用できる。これらのフォントはパッケージ販売もされているが、Adobe Fontsに追加されたと知った時には非常に驚いた。今回は、そんな「TA角ゴ」「TA丸ゴ」の話をしようと思う。まず「TA角ゴ」「TA丸ゴ」とは、こんなフォント↓TA角ゴはウェイト(太さ)が5種類、TA丸ゴは3種類あ... #52 思い出す図工の授業「クラフト遊」 2022/04/10(Sun) ダイナコムウェアが発売しているフォント「クラフト遊(ゆう)」。1990年代前半にリリースされたデザインフォントで、2022年現在もDynaSmartのサブスクに含まれている他、単体でダウンロード購入することもできる。今回は、そんなクラフト遊というフォントに関する話をしようと思う。まずクラフト遊とは、こんなフォント↓遠目で見るとカクカクと直線が多用されているように見えるが、直線っぽく見える線もわずかに曲線が取り入れら... #51 まるで高度な間違い探し? メイリオの変異種 2022/03/10(Thu) 10年以上前から、ダウンロード販売サイトなどでよく見るフォントがある。Windows Vista以降にシステムフォントとして標準搭載されている「メイリオ」の日本語パートを担当したデザイナーによるフォントだ。デザインに大差が無いのに発表されているフォントの数だけが異常に多く、複数のブランドからリリースされている何とも不気味なフォントだ。今回は1つに絞れないそれらのフォントを“メイリオの変異種”と勝手に呼ぶことにして、... #50 "カワイイ"丸ゴシック体の代名詞「じゅん」 2022/02/10(Thu) モリサワがリリースしている丸ゴシック体「じゅん」。1973年に写植用フォントとして一番細い「じゅん101」がリリースされ、現在の4ウェイトのファミリー展開となった。後にデジタルフォント化され、2021年には最新のフォントの技術に対応した「じゅん」もリリースされた。今回は、そんな「じゅん」というフォントに関して話そうと思う。まず「じゅん」とは、こんなフォント↓どちらかというと本文に適した太さの、手書きっぽさが残... #49 ロゴ向きだけどロゴ向きじゃないフォント 2022/01/10(Mon) 視覚デザイン研究所(以下、VDL)が販売しているフォント「ロゴG」。文字通り、ただ文字を並べただけでロゴタイプが作れそうなカッコイイデザインで、同社がリリースしているフォントの中で一番魅力的といっても良いフォントだ。1990年代後半からパッケージ販売されていて、20年以上が経過した今でも使用例が見られる。現在はAdobe Fontsにも細めの1ウェイトが含まれており、Adobe CCのサブスクリプションを契約している人であれば... #48 手作業が生んだ最強髭文字「大髭」 2021/12/10(Fri) 白舟書体が制作した毛筆フォント「大髭(おおひげ)」。同社が制作・販売しているフォントの中でもかなり人気のフォントなんじゃないだろうか。フォントにあまり詳しくなくても、どこかで使用例を見た記憶がある人もいるかもしれない。2021年最後となる今回は、そんな「大髭」というフォントの話をしようと思う。まず「大髭」とは、こんなフォント↓髭加工のみが施された「大髭113」に加え、虫喰い加工によってより毛筆ならではの勢... #47 Google Fonts 充実化のウラは…? 2021/11/10(Wed) PCにインストールして使う通常のフォントとしても、Webフォントとしても使えるオープンソースフォントが揃ったGoogle Fonts。長らく和文フォントの数が少なかったが、この頃急激に増え出した。あまりフォントに興味が無い人であれば、フォントのサブスクを契約したり、単体やパッケージでフォントを買わなくても、ここで提供されているフォントだけで完結できちゃうんじゃないか、ってくらいに…。今回は、そんな現在のGoogle Fonts... #46 UniqueなDesign? 「UD丸ゴ」 2021/10/10(Sun) フォントワークスがリリースしている「UD丸ゴ」というフォント。同社が昔から販売している丸ゴシック体「スーラ」をベースに作られたユニバーサルデザイン(UD)フォントだ。2015年に「UD丸ゴ_ラージ」、2016年に「UD丸ゴ_スモール」がリリースされ、さらに2017年には各フォントのさらに太いウェイトがリリースされた。今回は、そんな「UD丸ゴ」というフォントに関する話をしようと思う。まずUD丸ゴとは、こんなフォント↓かな文字... home keyboard_arrow_right
#64 J-Font.comの大改革とLETSのさらなる大改悪 2023/04/10(Mon) 先月、デザイン性の高い毛筆フォントで定評のある白舟書体が使えるフォントサービス「J-Font.com」(ジェイフォントドットコム)で新たに昭和書体の取り扱いが始まるという告知があった。毛筆フォントファンの僕にとってはこれほどまでに嬉しいことがあるだろうかと思うくらい感動的なニュースだ。それに関連してフォントワークス(以下、FW)からは「昭和書体に関するサービス提供を終了」する旨の告知がなされ、それについてもい... #63 ダイナフォントの黒歴史? 細丸ゴシック体 2023/03/10(Fri) ダイナコムウェアが販売している「細丸ゴシック体」「中丸ゴシック体」「中太丸ゴシック体」という3つの丸ゴシック体フォント。具体的なリリース時期は不明だが、90年代後半に発売された初期のダイナフォントのパッケージ製品には既に収録されており、現在ではダイナコムウェアが販売している「DynaSmart」シリーズに収録されている。今回は、これら3つのフォント「細丸・中丸・中太丸ゴシック体」について思うことを話そうと思う... #62 天使?悪魔? 不思議なフォント「タカハンド」 2023/02/10(Fri) モリサワからリリースされているフォント「タカハンド」。文字を並べた時にリズミカルに見える、POP書体の良さと手書き風書体の良さを混在させたようなフォントだ。1987年に誕生し、現在ではMORISAWA PASSPORT、及び新サービスのMorisawa Fontsのラインナップに含まれているので、契約者なら誰でも利用できる。今回は、そんな「タカハンド」について思うことを話そうと思う。まず「タカハンド」とは、こんなフォント↓モリサワの書... #61 人気者の「麗雅宋」にライバル現る!? 2023/01/10(Tue) 2022年秋、MORISAWA PASSPORTと新サービス「Morisawa Fonts」の利用者向けに多くの新書体がリリースされた。これまでのモリサワフォントのラインナップには乏しかったデザインフォントが多く発表され、モリサワフォントを利用している人からの反響も大きかったんじゃないだろうか。2023年最初となる今回は、新年をキラキラと輝かしいものに彩ってくれそうなフォント「翠流ネオロマン」について話そうと思う。まず「翠流ネオロマン... #60 POP体らしいPOP体 ポルA体 2022/12/10(Sat) NIS Fontのラインナップに、「ポルA体」というフォントがある。実際にPOPで採用された実績のある同ブランドのフォントの中でも魅力的なPOP体のひとつだ。2022年最後となる今回は、「ポルA体」について思うことを話そうと思う。まずポルA体とは、こんなフォント↓マーカーなどで大胆なPOPを作れる職人さんが描いた文字をそのままフォント化したような感じだね。実際、NIS Fontの公式ブログによると、このフォントをデザインしたクリ... #59 味わい深いデザイン楷書体「魏碑体」 2022/11/10(Thu) ダイナコムウェアが販売している「魏碑体」(ぎひたい)というフォント。『ダイナフォント総合カタログ』によると、1996年頃には既にリリースされていたようだ。かつて販売されていたダイナフォントのパッケージ製品の多くに収録されており、現在でもDynaSmartシリーズを契約している人は利用できる。今回はこの「魏碑体」というフォントについて、思うことを書き綴ってみようと思う。まず魏碑体とは、こんなフォント↓古代の遺物を... #58 心豊かなデザイン隷書体「豊隷」 2022/10/10(Mon) フォントワークスが販売している「豊隷」(ほうれい)というフォント。同社の製品リリースノートによると、2002年の新書体として発表されたらしい。「フォントワークスLETS」のラインナップに含まれているので、契約者なら誰でも利用できる。リリースからちょうど20年……だからというわけではないが、今回は「豊隷」というフォントについて話そうと思う。まず豊隷とは、こんなフォント↓フォントワークスの書体見本ページでは、「隷... #57 バイバイモリパス ハロー新サービス 2022/09/10(Sat) モリサワが提供しているフォントのサブスクリプション「MORISAWA PASSPORT」(以下、モリパス)。モリサワフォントをはじめとした多数のフォントを利用できるサービスで、2005年に提供が始まり、現在まで続いている。しかし先月、このサービスが2028年度に提供終了されることが発表され、同時に後継となる新しいサービス「Morisawa Fonts」が来月4日にリリースされることも発表された。今回は、長年続いたモリパスと、これから始ま... #56 ダイナフォント革命!? 金剛黒体レビュー2022 2022/08/10(Wed) ダイナコムウェアが販売している「金剛黒体」(こんごうこくたい)というフォント。12個のウェイト(太さ)を揃えたゴシック体で、多言語にも対応しているフォントだ。DynaSmart V契約者に加え、廉価版のDynaSmart Tを契約している人も、一部のウェイトを使うことができる。今回は、そんな「金剛黒体」というフォントについて、思うことを話したい。まず「金剛黒体」とは、こんなフォント↓先に述べたようにウェイトは12種類、他に... #55 夏にぴったり? 背高のっぽの「とんぼ」 2022/07/10(Sun) FONT1000からリリースされているフォント「とんぼ」。「MOJIパス」のラインナップに含まれている他、現在ではAdobe Fontsでも利用できるようになった。夏ということで、今回は「とんぼ」というフォントについて思うことを話そうと思う。まず「とんぼ」とは、こんなフォント↓漢字は1:1の正方形の中にきっちりデザインされているが、かな文字はまさしくトンボの体のように細長く、文字を組むと背が高く見える。どの文字も、1つの文字... #54 太さだけが自慢? DF太ゴシック体 2022/06/10(Fri) ダイナコムウェアが販売している、太い角ゴシック体のフォント。「特太ゴシック体」「極太ゴシック体」「超極太ゴシック体」の3つがある。同社が90年代から販売しているフォントパッケージに収録されていて、現在もDynaSmartシリーズを契約している人は使うことができる。今回は、そんな「DF太ゴシック体」ファミリーについて、思うことを話したい。まずDF太ゴシック体とは、こんなフォント↓僕が高校生の頃、初めて手にした有料の... #53 Adobe Fontsに意外なフォントが仲間入り? 2022/05/10(Tue) 最近Adobe Fontsで利用できるようになった、「TA-角ゴGF」「TA-丸ゴGF」というフォント。Adobe Creative Cloudの有料プランを契約している人は、誰でも利用できる。これらのフォントはパッケージ販売もされているが、Adobe Fontsに追加されたと知った時には非常に驚いた。今回は、そんな「TA角ゴ」「TA丸ゴ」の話をしようと思う。まず「TA角ゴ」「TA丸ゴ」とは、こんなフォント↓TA角ゴはウェイト(太さ)が5種類、TA丸ゴは3種類あ... #52 思い出す図工の授業「クラフト遊」 2022/04/10(Sun) ダイナコムウェアが発売しているフォント「クラフト遊(ゆう)」。1990年代前半にリリースされたデザインフォントで、2022年現在もDynaSmartのサブスクに含まれている他、単体でダウンロード購入することもできる。今回は、そんなクラフト遊というフォントに関する話をしようと思う。まずクラフト遊とは、こんなフォント↓遠目で見るとカクカクと直線が多用されているように見えるが、直線っぽく見える線もわずかに曲線が取り入れら... #51 まるで高度な間違い探し? メイリオの変異種 2022/03/10(Thu) 10年以上前から、ダウンロード販売サイトなどでよく見るフォントがある。Windows Vista以降にシステムフォントとして標準搭載されている「メイリオ」の日本語パートを担当したデザイナーによるフォントだ。デザインに大差が無いのに発表されているフォントの数だけが異常に多く、複数のブランドからリリースされている何とも不気味なフォントだ。今回は1つに絞れないそれらのフォントを“メイリオの変異種”と勝手に呼ぶことにして、... #50 "カワイイ"丸ゴシック体の代名詞「じゅん」 2022/02/10(Thu) モリサワがリリースしている丸ゴシック体「じゅん」。1973年に写植用フォントとして一番細い「じゅん101」がリリースされ、現在の4ウェイトのファミリー展開となった。後にデジタルフォント化され、2021年には最新のフォントの技術に対応した「じゅん」もリリースされた。今回は、そんな「じゅん」というフォントに関して話そうと思う。まず「じゅん」とは、こんなフォント↓どちらかというと本文に適した太さの、手書きっぽさが残... #49 ロゴ向きだけどロゴ向きじゃないフォント 2022/01/10(Mon) 視覚デザイン研究所(以下、VDL)が販売しているフォント「ロゴG」。文字通り、ただ文字を並べただけでロゴタイプが作れそうなカッコイイデザインで、同社がリリースしているフォントの中で一番魅力的といっても良いフォントだ。1990年代後半からパッケージ販売されていて、20年以上が経過した今でも使用例が見られる。現在はAdobe Fontsにも細めの1ウェイトが含まれており、Adobe CCのサブスクリプションを契約している人であれば... #48 手作業が生んだ最強髭文字「大髭」 2021/12/10(Fri) 白舟書体が制作した毛筆フォント「大髭(おおひげ)」。同社が制作・販売しているフォントの中でもかなり人気のフォントなんじゃないだろうか。フォントにあまり詳しくなくても、どこかで使用例を見た記憶がある人もいるかもしれない。2021年最後となる今回は、そんな「大髭」というフォントの話をしようと思う。まず「大髭」とは、こんなフォント↓髭加工のみが施された「大髭113」に加え、虫喰い加工によってより毛筆ならではの勢... #47 Google Fonts 充実化のウラは…? 2021/11/10(Wed) PCにインストールして使う通常のフォントとしても、Webフォントとしても使えるオープンソースフォントが揃ったGoogle Fonts。長らく和文フォントの数が少なかったが、この頃急激に増え出した。あまりフォントに興味が無い人であれば、フォントのサブスクを契約したり、単体やパッケージでフォントを買わなくても、ここで提供されているフォントだけで完結できちゃうんじゃないか、ってくらいに…。今回は、そんな現在のGoogle Fonts... #46 UniqueなDesign? 「UD丸ゴ」 2021/10/10(Sun) フォントワークスがリリースしている「UD丸ゴ」というフォント。同社が昔から販売している丸ゴシック体「スーラ」をベースに作られたユニバーサルデザイン(UD)フォントだ。2015年に「UD丸ゴ_ラージ」、2016年に「UD丸ゴ_スモール」がリリースされ、さらに2017年には各フォントのさらに太いウェイトがリリースされた。今回は、そんな「UD丸ゴ」というフォントに関する話をしようと思う。まずUD丸ゴとは、こんなフォント↓かな文字... home keyboard_arrow_right
#63 ダイナフォントの黒歴史? 細丸ゴシック体 2023/03/10(Fri) ダイナコムウェアが販売している「細丸ゴシック体」「中丸ゴシック体」「中太丸ゴシック体」という3つの丸ゴシック体フォント。具体的なリリース時期は不明だが、90年代後半に発売された初期のダイナフォントのパッケージ製品には既に収録されており、現在ではダイナコムウェアが販売している「DynaSmart」シリーズに収録されている。今回は、これら3つのフォント「細丸・中丸・中太丸ゴシック体」について思うことを話そうと思う... #62 天使?悪魔? 不思議なフォント「タカハンド」 2023/02/10(Fri) モリサワからリリースされているフォント「タカハンド」。文字を並べた時にリズミカルに見える、POP書体の良さと手書き風書体の良さを混在させたようなフォントだ。1987年に誕生し、現在ではMORISAWA PASSPORT、及び新サービスのMorisawa Fontsのラインナップに含まれているので、契約者なら誰でも利用できる。今回は、そんな「タカハンド」について思うことを話そうと思う。まず「タカハンド」とは、こんなフォント↓モリサワの書... #61 人気者の「麗雅宋」にライバル現る!? 2023/01/10(Tue) 2022年秋、MORISAWA PASSPORTと新サービス「Morisawa Fonts」の利用者向けに多くの新書体がリリースされた。これまでのモリサワフォントのラインナップには乏しかったデザインフォントが多く発表され、モリサワフォントを利用している人からの反響も大きかったんじゃないだろうか。2023年最初となる今回は、新年をキラキラと輝かしいものに彩ってくれそうなフォント「翠流ネオロマン」について話そうと思う。まず「翠流ネオロマン... #60 POP体らしいPOP体 ポルA体 2022/12/10(Sat) NIS Fontのラインナップに、「ポルA体」というフォントがある。実際にPOPで採用された実績のある同ブランドのフォントの中でも魅力的なPOP体のひとつだ。2022年最後となる今回は、「ポルA体」について思うことを話そうと思う。まずポルA体とは、こんなフォント↓マーカーなどで大胆なPOPを作れる職人さんが描いた文字をそのままフォント化したような感じだね。実際、NIS Fontの公式ブログによると、このフォントをデザインしたクリ... #59 味わい深いデザイン楷書体「魏碑体」 2022/11/10(Thu) ダイナコムウェアが販売している「魏碑体」(ぎひたい)というフォント。『ダイナフォント総合カタログ』によると、1996年頃には既にリリースされていたようだ。かつて販売されていたダイナフォントのパッケージ製品の多くに収録されており、現在でもDynaSmartシリーズを契約している人は利用できる。今回はこの「魏碑体」というフォントについて、思うことを書き綴ってみようと思う。まず魏碑体とは、こんなフォント↓古代の遺物を... #58 心豊かなデザイン隷書体「豊隷」 2022/10/10(Mon) フォントワークスが販売している「豊隷」(ほうれい)というフォント。同社の製品リリースノートによると、2002年の新書体として発表されたらしい。「フォントワークスLETS」のラインナップに含まれているので、契約者なら誰でも利用できる。リリースからちょうど20年……だからというわけではないが、今回は「豊隷」というフォントについて話そうと思う。まず豊隷とは、こんなフォント↓フォントワークスの書体見本ページでは、「隷... #57 バイバイモリパス ハロー新サービス 2022/09/10(Sat) モリサワが提供しているフォントのサブスクリプション「MORISAWA PASSPORT」(以下、モリパス)。モリサワフォントをはじめとした多数のフォントを利用できるサービスで、2005年に提供が始まり、現在まで続いている。しかし先月、このサービスが2028年度に提供終了されることが発表され、同時に後継となる新しいサービス「Morisawa Fonts」が来月4日にリリースされることも発表された。今回は、長年続いたモリパスと、これから始ま... #56 ダイナフォント革命!? 金剛黒体レビュー2022 2022/08/10(Wed) ダイナコムウェアが販売している「金剛黒体」(こんごうこくたい)というフォント。12個のウェイト(太さ)を揃えたゴシック体で、多言語にも対応しているフォントだ。DynaSmart V契約者に加え、廉価版のDynaSmart Tを契約している人も、一部のウェイトを使うことができる。今回は、そんな「金剛黒体」というフォントについて、思うことを話したい。まず「金剛黒体」とは、こんなフォント↓先に述べたようにウェイトは12種類、他に... #55 夏にぴったり? 背高のっぽの「とんぼ」 2022/07/10(Sun) FONT1000からリリースされているフォント「とんぼ」。「MOJIパス」のラインナップに含まれている他、現在ではAdobe Fontsでも利用できるようになった。夏ということで、今回は「とんぼ」というフォントについて思うことを話そうと思う。まず「とんぼ」とは、こんなフォント↓漢字は1:1の正方形の中にきっちりデザインされているが、かな文字はまさしくトンボの体のように細長く、文字を組むと背が高く見える。どの文字も、1つの文字... #54 太さだけが自慢? DF太ゴシック体 2022/06/10(Fri) ダイナコムウェアが販売している、太い角ゴシック体のフォント。「特太ゴシック体」「極太ゴシック体」「超極太ゴシック体」の3つがある。同社が90年代から販売しているフォントパッケージに収録されていて、現在もDynaSmartシリーズを契約している人は使うことができる。今回は、そんな「DF太ゴシック体」ファミリーについて、思うことを話したい。まずDF太ゴシック体とは、こんなフォント↓僕が高校生の頃、初めて手にした有料の... #53 Adobe Fontsに意外なフォントが仲間入り? 2022/05/10(Tue) 最近Adobe Fontsで利用できるようになった、「TA-角ゴGF」「TA-丸ゴGF」というフォント。Adobe Creative Cloudの有料プランを契約している人は、誰でも利用できる。これらのフォントはパッケージ販売もされているが、Adobe Fontsに追加されたと知った時には非常に驚いた。今回は、そんな「TA角ゴ」「TA丸ゴ」の話をしようと思う。まず「TA角ゴ」「TA丸ゴ」とは、こんなフォント↓TA角ゴはウェイト(太さ)が5種類、TA丸ゴは3種類あ... #52 思い出す図工の授業「クラフト遊」 2022/04/10(Sun) ダイナコムウェアが発売しているフォント「クラフト遊(ゆう)」。1990年代前半にリリースされたデザインフォントで、2022年現在もDynaSmartのサブスクに含まれている他、単体でダウンロード購入することもできる。今回は、そんなクラフト遊というフォントに関する話をしようと思う。まずクラフト遊とは、こんなフォント↓遠目で見るとカクカクと直線が多用されているように見えるが、直線っぽく見える線もわずかに曲線が取り入れら... #51 まるで高度な間違い探し? メイリオの変異種 2022/03/10(Thu) 10年以上前から、ダウンロード販売サイトなどでよく見るフォントがある。Windows Vista以降にシステムフォントとして標準搭載されている「メイリオ」の日本語パートを担当したデザイナーによるフォントだ。デザインに大差が無いのに発表されているフォントの数だけが異常に多く、複数のブランドからリリースされている何とも不気味なフォントだ。今回は1つに絞れないそれらのフォントを“メイリオの変異種”と勝手に呼ぶことにして、... #50 "カワイイ"丸ゴシック体の代名詞「じゅん」 2022/02/10(Thu) モリサワがリリースしている丸ゴシック体「じゅん」。1973年に写植用フォントとして一番細い「じゅん101」がリリースされ、現在の4ウェイトのファミリー展開となった。後にデジタルフォント化され、2021年には最新のフォントの技術に対応した「じゅん」もリリースされた。今回は、そんな「じゅん」というフォントに関して話そうと思う。まず「じゅん」とは、こんなフォント↓どちらかというと本文に適した太さの、手書きっぽさが残... #49 ロゴ向きだけどロゴ向きじゃないフォント 2022/01/10(Mon) 視覚デザイン研究所(以下、VDL)が販売しているフォント「ロゴG」。文字通り、ただ文字を並べただけでロゴタイプが作れそうなカッコイイデザインで、同社がリリースしているフォントの中で一番魅力的といっても良いフォントだ。1990年代後半からパッケージ販売されていて、20年以上が経過した今でも使用例が見られる。現在はAdobe Fontsにも細めの1ウェイトが含まれており、Adobe CCのサブスクリプションを契約している人であれば... #48 手作業が生んだ最強髭文字「大髭」 2021/12/10(Fri) 白舟書体が制作した毛筆フォント「大髭(おおひげ)」。同社が制作・販売しているフォントの中でもかなり人気のフォントなんじゃないだろうか。フォントにあまり詳しくなくても、どこかで使用例を見た記憶がある人もいるかもしれない。2021年最後となる今回は、そんな「大髭」というフォントの話をしようと思う。まず「大髭」とは、こんなフォント↓髭加工のみが施された「大髭113」に加え、虫喰い加工によってより毛筆ならではの勢... #47 Google Fonts 充実化のウラは…? 2021/11/10(Wed) PCにインストールして使う通常のフォントとしても、Webフォントとしても使えるオープンソースフォントが揃ったGoogle Fonts。長らく和文フォントの数が少なかったが、この頃急激に増え出した。あまりフォントに興味が無い人であれば、フォントのサブスクを契約したり、単体やパッケージでフォントを買わなくても、ここで提供されているフォントだけで完結できちゃうんじゃないか、ってくらいに…。今回は、そんな現在のGoogle Fonts... #46 UniqueなDesign? 「UD丸ゴ」 2021/10/10(Sun) フォントワークスがリリースしている「UD丸ゴ」というフォント。同社が昔から販売している丸ゴシック体「スーラ」をベースに作られたユニバーサルデザイン(UD)フォントだ。2015年に「UD丸ゴ_ラージ」、2016年に「UD丸ゴ_スモール」がリリースされ、さらに2017年には各フォントのさらに太いウェイトがリリースされた。今回は、そんな「UD丸ゴ」というフォントに関する話をしようと思う。まずUD丸ゴとは、こんなフォント↓かな文字... home keyboard_arrow_right
#62 天使?悪魔? 不思議なフォント「タカハンド」 2023/02/10(Fri) モリサワからリリースされているフォント「タカハンド」。文字を並べた時にリズミカルに見える、POP書体の良さと手書き風書体の良さを混在させたようなフォントだ。1987年に誕生し、現在ではMORISAWA PASSPORT、及び新サービスのMorisawa Fontsのラインナップに含まれているので、契約者なら誰でも利用できる。今回は、そんな「タカハンド」について思うことを話そうと思う。まず「タカハンド」とは、こんなフォント↓モリサワの書... #61 人気者の「麗雅宋」にライバル現る!? 2023/01/10(Tue) 2022年秋、MORISAWA PASSPORTと新サービス「Morisawa Fonts」の利用者向けに多くの新書体がリリースされた。これまでのモリサワフォントのラインナップには乏しかったデザインフォントが多く発表され、モリサワフォントを利用している人からの反響も大きかったんじゃないだろうか。2023年最初となる今回は、新年をキラキラと輝かしいものに彩ってくれそうなフォント「翠流ネオロマン」について話そうと思う。まず「翠流ネオロマン... #60 POP体らしいPOP体 ポルA体 2022/12/10(Sat) NIS Fontのラインナップに、「ポルA体」というフォントがある。実際にPOPで採用された実績のある同ブランドのフォントの中でも魅力的なPOP体のひとつだ。2022年最後となる今回は、「ポルA体」について思うことを話そうと思う。まずポルA体とは、こんなフォント↓マーカーなどで大胆なPOPを作れる職人さんが描いた文字をそのままフォント化したような感じだね。実際、NIS Fontの公式ブログによると、このフォントをデザインしたクリ... #59 味わい深いデザイン楷書体「魏碑体」 2022/11/10(Thu) ダイナコムウェアが販売している「魏碑体」(ぎひたい)というフォント。『ダイナフォント総合カタログ』によると、1996年頃には既にリリースされていたようだ。かつて販売されていたダイナフォントのパッケージ製品の多くに収録されており、現在でもDynaSmartシリーズを契約している人は利用できる。今回はこの「魏碑体」というフォントについて、思うことを書き綴ってみようと思う。まず魏碑体とは、こんなフォント↓古代の遺物を... #58 心豊かなデザイン隷書体「豊隷」 2022/10/10(Mon) フォントワークスが販売している「豊隷」(ほうれい)というフォント。同社の製品リリースノートによると、2002年の新書体として発表されたらしい。「フォントワークスLETS」のラインナップに含まれているので、契約者なら誰でも利用できる。リリースからちょうど20年……だからというわけではないが、今回は「豊隷」というフォントについて話そうと思う。まず豊隷とは、こんなフォント↓フォントワークスの書体見本ページでは、「隷... #57 バイバイモリパス ハロー新サービス 2022/09/10(Sat) モリサワが提供しているフォントのサブスクリプション「MORISAWA PASSPORT」(以下、モリパス)。モリサワフォントをはじめとした多数のフォントを利用できるサービスで、2005年に提供が始まり、現在まで続いている。しかし先月、このサービスが2028年度に提供終了されることが発表され、同時に後継となる新しいサービス「Morisawa Fonts」が来月4日にリリースされることも発表された。今回は、長年続いたモリパスと、これから始ま... #56 ダイナフォント革命!? 金剛黒体レビュー2022 2022/08/10(Wed) ダイナコムウェアが販売している「金剛黒体」(こんごうこくたい)というフォント。12個のウェイト(太さ)を揃えたゴシック体で、多言語にも対応しているフォントだ。DynaSmart V契約者に加え、廉価版のDynaSmart Tを契約している人も、一部のウェイトを使うことができる。今回は、そんな「金剛黒体」というフォントについて、思うことを話したい。まず「金剛黒体」とは、こんなフォント↓先に述べたようにウェイトは12種類、他に... #55 夏にぴったり? 背高のっぽの「とんぼ」 2022/07/10(Sun) FONT1000からリリースされているフォント「とんぼ」。「MOJIパス」のラインナップに含まれている他、現在ではAdobe Fontsでも利用できるようになった。夏ということで、今回は「とんぼ」というフォントについて思うことを話そうと思う。まず「とんぼ」とは、こんなフォント↓漢字は1:1の正方形の中にきっちりデザインされているが、かな文字はまさしくトンボの体のように細長く、文字を組むと背が高く見える。どの文字も、1つの文字... #54 太さだけが自慢? DF太ゴシック体 2022/06/10(Fri) ダイナコムウェアが販売している、太い角ゴシック体のフォント。「特太ゴシック体」「極太ゴシック体」「超極太ゴシック体」の3つがある。同社が90年代から販売しているフォントパッケージに収録されていて、現在もDynaSmartシリーズを契約している人は使うことができる。今回は、そんな「DF太ゴシック体」ファミリーについて、思うことを話したい。まずDF太ゴシック体とは、こんなフォント↓僕が高校生の頃、初めて手にした有料の... #53 Adobe Fontsに意外なフォントが仲間入り? 2022/05/10(Tue) 最近Adobe Fontsで利用できるようになった、「TA-角ゴGF」「TA-丸ゴGF」というフォント。Adobe Creative Cloudの有料プランを契約している人は、誰でも利用できる。これらのフォントはパッケージ販売もされているが、Adobe Fontsに追加されたと知った時には非常に驚いた。今回は、そんな「TA角ゴ」「TA丸ゴ」の話をしようと思う。まず「TA角ゴ」「TA丸ゴ」とは、こんなフォント↓TA角ゴはウェイト(太さ)が5種類、TA丸ゴは3種類あ... #52 思い出す図工の授業「クラフト遊」 2022/04/10(Sun) ダイナコムウェアが発売しているフォント「クラフト遊(ゆう)」。1990年代前半にリリースされたデザインフォントで、2022年現在もDynaSmartのサブスクに含まれている他、単体でダウンロード購入することもできる。今回は、そんなクラフト遊というフォントに関する話をしようと思う。まずクラフト遊とは、こんなフォント↓遠目で見るとカクカクと直線が多用されているように見えるが、直線っぽく見える線もわずかに曲線が取り入れら... #51 まるで高度な間違い探し? メイリオの変異種 2022/03/10(Thu) 10年以上前から、ダウンロード販売サイトなどでよく見るフォントがある。Windows Vista以降にシステムフォントとして標準搭載されている「メイリオ」の日本語パートを担当したデザイナーによるフォントだ。デザインに大差が無いのに発表されているフォントの数だけが異常に多く、複数のブランドからリリースされている何とも不気味なフォントだ。今回は1つに絞れないそれらのフォントを“メイリオの変異種”と勝手に呼ぶことにして、... #50 "カワイイ"丸ゴシック体の代名詞「じゅん」 2022/02/10(Thu) モリサワがリリースしている丸ゴシック体「じゅん」。1973年に写植用フォントとして一番細い「じゅん101」がリリースされ、現在の4ウェイトのファミリー展開となった。後にデジタルフォント化され、2021年には最新のフォントの技術に対応した「じゅん」もリリースされた。今回は、そんな「じゅん」というフォントに関して話そうと思う。まず「じゅん」とは、こんなフォント↓どちらかというと本文に適した太さの、手書きっぽさが残... #49 ロゴ向きだけどロゴ向きじゃないフォント 2022/01/10(Mon) 視覚デザイン研究所(以下、VDL)が販売しているフォント「ロゴG」。文字通り、ただ文字を並べただけでロゴタイプが作れそうなカッコイイデザインで、同社がリリースしているフォントの中で一番魅力的といっても良いフォントだ。1990年代後半からパッケージ販売されていて、20年以上が経過した今でも使用例が見られる。現在はAdobe Fontsにも細めの1ウェイトが含まれており、Adobe CCのサブスクリプションを契約している人であれば... #48 手作業が生んだ最強髭文字「大髭」 2021/12/10(Fri) 白舟書体が制作した毛筆フォント「大髭(おおひげ)」。同社が制作・販売しているフォントの中でもかなり人気のフォントなんじゃないだろうか。フォントにあまり詳しくなくても、どこかで使用例を見た記憶がある人もいるかもしれない。2021年最後となる今回は、そんな「大髭」というフォントの話をしようと思う。まず「大髭」とは、こんなフォント↓髭加工のみが施された「大髭113」に加え、虫喰い加工によってより毛筆ならではの勢... #47 Google Fonts 充実化のウラは…? 2021/11/10(Wed) PCにインストールして使う通常のフォントとしても、Webフォントとしても使えるオープンソースフォントが揃ったGoogle Fonts。長らく和文フォントの数が少なかったが、この頃急激に増え出した。あまりフォントに興味が無い人であれば、フォントのサブスクを契約したり、単体やパッケージでフォントを買わなくても、ここで提供されているフォントだけで完結できちゃうんじゃないか、ってくらいに…。今回は、そんな現在のGoogle Fonts... #46 UniqueなDesign? 「UD丸ゴ」 2021/10/10(Sun) フォントワークスがリリースしている「UD丸ゴ」というフォント。同社が昔から販売している丸ゴシック体「スーラ」をベースに作られたユニバーサルデザイン(UD)フォントだ。2015年に「UD丸ゴ_ラージ」、2016年に「UD丸ゴ_スモール」がリリースされ、さらに2017年には各フォントのさらに太いウェイトがリリースされた。今回は、そんな「UD丸ゴ」というフォントに関する話をしようと思う。まずUD丸ゴとは、こんなフォント↓かな文字... home keyboard_arrow_right
#61 人気者の「麗雅宋」にライバル現る!? 2023/01/10(Tue) 2022年秋、MORISAWA PASSPORTと新サービス「Morisawa Fonts」の利用者向けに多くの新書体がリリースされた。これまでのモリサワフォントのラインナップには乏しかったデザインフォントが多く発表され、モリサワフォントを利用している人からの反響も大きかったんじゃないだろうか。2023年最初となる今回は、新年をキラキラと輝かしいものに彩ってくれそうなフォント「翠流ネオロマン」について話そうと思う。まず「翠流ネオロマン... #60 POP体らしいPOP体 ポルA体 2022/12/10(Sat) NIS Fontのラインナップに、「ポルA体」というフォントがある。実際にPOPで採用された実績のある同ブランドのフォントの中でも魅力的なPOP体のひとつだ。2022年最後となる今回は、「ポルA体」について思うことを話そうと思う。まずポルA体とは、こんなフォント↓マーカーなどで大胆なPOPを作れる職人さんが描いた文字をそのままフォント化したような感じだね。実際、NIS Fontの公式ブログによると、このフォントをデザインしたクリ... #59 味わい深いデザイン楷書体「魏碑体」 2022/11/10(Thu) ダイナコムウェアが販売している「魏碑体」(ぎひたい)というフォント。『ダイナフォント総合カタログ』によると、1996年頃には既にリリースされていたようだ。かつて販売されていたダイナフォントのパッケージ製品の多くに収録されており、現在でもDynaSmartシリーズを契約している人は利用できる。今回はこの「魏碑体」というフォントについて、思うことを書き綴ってみようと思う。まず魏碑体とは、こんなフォント↓古代の遺物を... #58 心豊かなデザイン隷書体「豊隷」 2022/10/10(Mon) フォントワークスが販売している「豊隷」(ほうれい)というフォント。同社の製品リリースノートによると、2002年の新書体として発表されたらしい。「フォントワークスLETS」のラインナップに含まれているので、契約者なら誰でも利用できる。リリースからちょうど20年……だからというわけではないが、今回は「豊隷」というフォントについて話そうと思う。まず豊隷とは、こんなフォント↓フォントワークスの書体見本ページでは、「隷... #57 バイバイモリパス ハロー新サービス 2022/09/10(Sat) モリサワが提供しているフォントのサブスクリプション「MORISAWA PASSPORT」(以下、モリパス)。モリサワフォントをはじめとした多数のフォントを利用できるサービスで、2005年に提供が始まり、現在まで続いている。しかし先月、このサービスが2028年度に提供終了されることが発表され、同時に後継となる新しいサービス「Morisawa Fonts」が来月4日にリリースされることも発表された。今回は、長年続いたモリパスと、これから始ま... #56 ダイナフォント革命!? 金剛黒体レビュー2022 2022/08/10(Wed) ダイナコムウェアが販売している「金剛黒体」(こんごうこくたい)というフォント。12個のウェイト(太さ)を揃えたゴシック体で、多言語にも対応しているフォントだ。DynaSmart V契約者に加え、廉価版のDynaSmart Tを契約している人も、一部のウェイトを使うことができる。今回は、そんな「金剛黒体」というフォントについて、思うことを話したい。まず「金剛黒体」とは、こんなフォント↓先に述べたようにウェイトは12種類、他に... #55 夏にぴったり? 背高のっぽの「とんぼ」 2022/07/10(Sun) FONT1000からリリースされているフォント「とんぼ」。「MOJIパス」のラインナップに含まれている他、現在ではAdobe Fontsでも利用できるようになった。夏ということで、今回は「とんぼ」というフォントについて思うことを話そうと思う。まず「とんぼ」とは、こんなフォント↓漢字は1:1の正方形の中にきっちりデザインされているが、かな文字はまさしくトンボの体のように細長く、文字を組むと背が高く見える。どの文字も、1つの文字... #54 太さだけが自慢? DF太ゴシック体 2022/06/10(Fri) ダイナコムウェアが販売している、太い角ゴシック体のフォント。「特太ゴシック体」「極太ゴシック体」「超極太ゴシック体」の3つがある。同社が90年代から販売しているフォントパッケージに収録されていて、現在もDynaSmartシリーズを契約している人は使うことができる。今回は、そんな「DF太ゴシック体」ファミリーについて、思うことを話したい。まずDF太ゴシック体とは、こんなフォント↓僕が高校生の頃、初めて手にした有料の... #53 Adobe Fontsに意外なフォントが仲間入り? 2022/05/10(Tue) 最近Adobe Fontsで利用できるようになった、「TA-角ゴGF」「TA-丸ゴGF」というフォント。Adobe Creative Cloudの有料プランを契約している人は、誰でも利用できる。これらのフォントはパッケージ販売もされているが、Adobe Fontsに追加されたと知った時には非常に驚いた。今回は、そんな「TA角ゴ」「TA丸ゴ」の話をしようと思う。まず「TA角ゴ」「TA丸ゴ」とは、こんなフォント↓TA角ゴはウェイト(太さ)が5種類、TA丸ゴは3種類あ... #52 思い出す図工の授業「クラフト遊」 2022/04/10(Sun) ダイナコムウェアが発売しているフォント「クラフト遊(ゆう)」。1990年代前半にリリースされたデザインフォントで、2022年現在もDynaSmartのサブスクに含まれている他、単体でダウンロード購入することもできる。今回は、そんなクラフト遊というフォントに関する話をしようと思う。まずクラフト遊とは、こんなフォント↓遠目で見るとカクカクと直線が多用されているように見えるが、直線っぽく見える線もわずかに曲線が取り入れら... #51 まるで高度な間違い探し? メイリオの変異種 2022/03/10(Thu) 10年以上前から、ダウンロード販売サイトなどでよく見るフォントがある。Windows Vista以降にシステムフォントとして標準搭載されている「メイリオ」の日本語パートを担当したデザイナーによるフォントだ。デザインに大差が無いのに発表されているフォントの数だけが異常に多く、複数のブランドからリリースされている何とも不気味なフォントだ。今回は1つに絞れないそれらのフォントを“メイリオの変異種”と勝手に呼ぶことにして、... #50 "カワイイ"丸ゴシック体の代名詞「じゅん」 2022/02/10(Thu) モリサワがリリースしている丸ゴシック体「じゅん」。1973年に写植用フォントとして一番細い「じゅん101」がリリースされ、現在の4ウェイトのファミリー展開となった。後にデジタルフォント化され、2021年には最新のフォントの技術に対応した「じゅん」もリリースされた。今回は、そんな「じゅん」というフォントに関して話そうと思う。まず「じゅん」とは、こんなフォント↓どちらかというと本文に適した太さの、手書きっぽさが残... #49 ロゴ向きだけどロゴ向きじゃないフォント 2022/01/10(Mon) 視覚デザイン研究所(以下、VDL)が販売しているフォント「ロゴG」。文字通り、ただ文字を並べただけでロゴタイプが作れそうなカッコイイデザインで、同社がリリースしているフォントの中で一番魅力的といっても良いフォントだ。1990年代後半からパッケージ販売されていて、20年以上が経過した今でも使用例が見られる。現在はAdobe Fontsにも細めの1ウェイトが含まれており、Adobe CCのサブスクリプションを契約している人であれば... #48 手作業が生んだ最強髭文字「大髭」 2021/12/10(Fri) 白舟書体が制作した毛筆フォント「大髭(おおひげ)」。同社が制作・販売しているフォントの中でもかなり人気のフォントなんじゃないだろうか。フォントにあまり詳しくなくても、どこかで使用例を見た記憶がある人もいるかもしれない。2021年最後となる今回は、そんな「大髭」というフォントの話をしようと思う。まず「大髭」とは、こんなフォント↓髭加工のみが施された「大髭113」に加え、虫喰い加工によってより毛筆ならではの勢... #47 Google Fonts 充実化のウラは…? 2021/11/10(Wed) PCにインストールして使う通常のフォントとしても、Webフォントとしても使えるオープンソースフォントが揃ったGoogle Fonts。長らく和文フォントの数が少なかったが、この頃急激に増え出した。あまりフォントに興味が無い人であれば、フォントのサブスクを契約したり、単体やパッケージでフォントを買わなくても、ここで提供されているフォントだけで完結できちゃうんじゃないか、ってくらいに…。今回は、そんな現在のGoogle Fonts... #46 UniqueなDesign? 「UD丸ゴ」 2021/10/10(Sun) フォントワークスがリリースしている「UD丸ゴ」というフォント。同社が昔から販売している丸ゴシック体「スーラ」をベースに作られたユニバーサルデザイン(UD)フォントだ。2015年に「UD丸ゴ_ラージ」、2016年に「UD丸ゴ_スモール」がリリースされ、さらに2017年には各フォントのさらに太いウェイトがリリースされた。今回は、そんな「UD丸ゴ」というフォントに関する話をしようと思う。まずUD丸ゴとは、こんなフォント↓かな文字... home keyboard_arrow_right
#60 POP体らしいPOP体 ポルA体 2022/12/10(Sat) NIS Fontのラインナップに、「ポルA体」というフォントがある。実際にPOPで採用された実績のある同ブランドのフォントの中でも魅力的なPOP体のひとつだ。2022年最後となる今回は、「ポルA体」について思うことを話そうと思う。まずポルA体とは、こんなフォント↓マーカーなどで大胆なPOPを作れる職人さんが描いた文字をそのままフォント化したような感じだね。実際、NIS Fontの公式ブログによると、このフォントをデザインしたクリ... #59 味わい深いデザイン楷書体「魏碑体」 2022/11/10(Thu) ダイナコムウェアが販売している「魏碑体」(ぎひたい)というフォント。『ダイナフォント総合カタログ』によると、1996年頃には既にリリースされていたようだ。かつて販売されていたダイナフォントのパッケージ製品の多くに収録されており、現在でもDynaSmartシリーズを契約している人は利用できる。今回はこの「魏碑体」というフォントについて、思うことを書き綴ってみようと思う。まず魏碑体とは、こんなフォント↓古代の遺物を... #58 心豊かなデザイン隷書体「豊隷」 2022/10/10(Mon) フォントワークスが販売している「豊隷」(ほうれい)というフォント。同社の製品リリースノートによると、2002年の新書体として発表されたらしい。「フォントワークスLETS」のラインナップに含まれているので、契約者なら誰でも利用できる。リリースからちょうど20年……だからというわけではないが、今回は「豊隷」というフォントについて話そうと思う。まず豊隷とは、こんなフォント↓フォントワークスの書体見本ページでは、「隷... #57 バイバイモリパス ハロー新サービス 2022/09/10(Sat) モリサワが提供しているフォントのサブスクリプション「MORISAWA PASSPORT」(以下、モリパス)。モリサワフォントをはじめとした多数のフォントを利用できるサービスで、2005年に提供が始まり、現在まで続いている。しかし先月、このサービスが2028年度に提供終了されることが発表され、同時に後継となる新しいサービス「Morisawa Fonts」が来月4日にリリースされることも発表された。今回は、長年続いたモリパスと、これから始ま... #56 ダイナフォント革命!? 金剛黒体レビュー2022 2022/08/10(Wed) ダイナコムウェアが販売している「金剛黒体」(こんごうこくたい)というフォント。12個のウェイト(太さ)を揃えたゴシック体で、多言語にも対応しているフォントだ。DynaSmart V契約者に加え、廉価版のDynaSmart Tを契約している人も、一部のウェイトを使うことができる。今回は、そんな「金剛黒体」というフォントについて、思うことを話したい。まず「金剛黒体」とは、こんなフォント↓先に述べたようにウェイトは12種類、他に... #55 夏にぴったり? 背高のっぽの「とんぼ」 2022/07/10(Sun) FONT1000からリリースされているフォント「とんぼ」。「MOJIパス」のラインナップに含まれている他、現在ではAdobe Fontsでも利用できるようになった。夏ということで、今回は「とんぼ」というフォントについて思うことを話そうと思う。まず「とんぼ」とは、こんなフォント↓漢字は1:1の正方形の中にきっちりデザインされているが、かな文字はまさしくトンボの体のように細長く、文字を組むと背が高く見える。どの文字も、1つの文字... #54 太さだけが自慢? DF太ゴシック体 2022/06/10(Fri) ダイナコムウェアが販売している、太い角ゴシック体のフォント。「特太ゴシック体」「極太ゴシック体」「超極太ゴシック体」の3つがある。同社が90年代から販売しているフォントパッケージに収録されていて、現在もDynaSmartシリーズを契約している人は使うことができる。今回は、そんな「DF太ゴシック体」ファミリーについて、思うことを話したい。まずDF太ゴシック体とは、こんなフォント↓僕が高校生の頃、初めて手にした有料の... #53 Adobe Fontsに意外なフォントが仲間入り? 2022/05/10(Tue) 最近Adobe Fontsで利用できるようになった、「TA-角ゴGF」「TA-丸ゴGF」というフォント。Adobe Creative Cloudの有料プランを契約している人は、誰でも利用できる。これらのフォントはパッケージ販売もされているが、Adobe Fontsに追加されたと知った時には非常に驚いた。今回は、そんな「TA角ゴ」「TA丸ゴ」の話をしようと思う。まず「TA角ゴ」「TA丸ゴ」とは、こんなフォント↓TA角ゴはウェイト(太さ)が5種類、TA丸ゴは3種類あ... #52 思い出す図工の授業「クラフト遊」 2022/04/10(Sun) ダイナコムウェアが発売しているフォント「クラフト遊(ゆう)」。1990年代前半にリリースされたデザインフォントで、2022年現在もDynaSmartのサブスクに含まれている他、単体でダウンロード購入することもできる。今回は、そんなクラフト遊というフォントに関する話をしようと思う。まずクラフト遊とは、こんなフォント↓遠目で見るとカクカクと直線が多用されているように見えるが、直線っぽく見える線もわずかに曲線が取り入れら... #51 まるで高度な間違い探し? メイリオの変異種 2022/03/10(Thu) 10年以上前から、ダウンロード販売サイトなどでよく見るフォントがある。Windows Vista以降にシステムフォントとして標準搭載されている「メイリオ」の日本語パートを担当したデザイナーによるフォントだ。デザインに大差が無いのに発表されているフォントの数だけが異常に多く、複数のブランドからリリースされている何とも不気味なフォントだ。今回は1つに絞れないそれらのフォントを“メイリオの変異種”と勝手に呼ぶことにして、... #50 "カワイイ"丸ゴシック体の代名詞「じゅん」 2022/02/10(Thu) モリサワがリリースしている丸ゴシック体「じゅん」。1973年に写植用フォントとして一番細い「じゅん101」がリリースされ、現在の4ウェイトのファミリー展開となった。後にデジタルフォント化され、2021年には最新のフォントの技術に対応した「じゅん」もリリースされた。今回は、そんな「じゅん」というフォントに関して話そうと思う。まず「じゅん」とは、こんなフォント↓どちらかというと本文に適した太さの、手書きっぽさが残... #49 ロゴ向きだけどロゴ向きじゃないフォント 2022/01/10(Mon) 視覚デザイン研究所(以下、VDL)が販売しているフォント「ロゴG」。文字通り、ただ文字を並べただけでロゴタイプが作れそうなカッコイイデザインで、同社がリリースしているフォントの中で一番魅力的といっても良いフォントだ。1990年代後半からパッケージ販売されていて、20年以上が経過した今でも使用例が見られる。現在はAdobe Fontsにも細めの1ウェイトが含まれており、Adobe CCのサブスクリプションを契約している人であれば... #48 手作業が生んだ最強髭文字「大髭」 2021/12/10(Fri) 白舟書体が制作した毛筆フォント「大髭(おおひげ)」。同社が制作・販売しているフォントの中でもかなり人気のフォントなんじゃないだろうか。フォントにあまり詳しくなくても、どこかで使用例を見た記憶がある人もいるかもしれない。2021年最後となる今回は、そんな「大髭」というフォントの話をしようと思う。まず「大髭」とは、こんなフォント↓髭加工のみが施された「大髭113」に加え、虫喰い加工によってより毛筆ならではの勢... #47 Google Fonts 充実化のウラは…? 2021/11/10(Wed) PCにインストールして使う通常のフォントとしても、Webフォントとしても使えるオープンソースフォントが揃ったGoogle Fonts。長らく和文フォントの数が少なかったが、この頃急激に増え出した。あまりフォントに興味が無い人であれば、フォントのサブスクを契約したり、単体やパッケージでフォントを買わなくても、ここで提供されているフォントだけで完結できちゃうんじゃないか、ってくらいに…。今回は、そんな現在のGoogle Fonts... #46 UniqueなDesign? 「UD丸ゴ」 2021/10/10(Sun) フォントワークスがリリースしている「UD丸ゴ」というフォント。同社が昔から販売している丸ゴシック体「スーラ」をベースに作られたユニバーサルデザイン(UD)フォントだ。2015年に「UD丸ゴ_ラージ」、2016年に「UD丸ゴ_スモール」がリリースされ、さらに2017年には各フォントのさらに太いウェイトがリリースされた。今回は、そんな「UD丸ゴ」というフォントに関する話をしようと思う。まずUD丸ゴとは、こんなフォント↓かな文字... home keyboard_arrow_right
#59 味わい深いデザイン楷書体「魏碑体」 2022/11/10(Thu) ダイナコムウェアが販売している「魏碑体」(ぎひたい)というフォント。『ダイナフォント総合カタログ』によると、1996年頃には既にリリースされていたようだ。かつて販売されていたダイナフォントのパッケージ製品の多くに収録されており、現在でもDynaSmartシリーズを契約している人は利用できる。今回はこの「魏碑体」というフォントについて、思うことを書き綴ってみようと思う。まず魏碑体とは、こんなフォント↓古代の遺物を... #58 心豊かなデザイン隷書体「豊隷」 2022/10/10(Mon) フォントワークスが販売している「豊隷」(ほうれい)というフォント。同社の製品リリースノートによると、2002年の新書体として発表されたらしい。「フォントワークスLETS」のラインナップに含まれているので、契約者なら誰でも利用できる。リリースからちょうど20年……だからというわけではないが、今回は「豊隷」というフォントについて話そうと思う。まず豊隷とは、こんなフォント↓フォントワークスの書体見本ページでは、「隷... #57 バイバイモリパス ハロー新サービス 2022/09/10(Sat) モリサワが提供しているフォントのサブスクリプション「MORISAWA PASSPORT」(以下、モリパス)。モリサワフォントをはじめとした多数のフォントを利用できるサービスで、2005年に提供が始まり、現在まで続いている。しかし先月、このサービスが2028年度に提供終了されることが発表され、同時に後継となる新しいサービス「Morisawa Fonts」が来月4日にリリースされることも発表された。今回は、長年続いたモリパスと、これから始ま... #56 ダイナフォント革命!? 金剛黒体レビュー2022 2022/08/10(Wed) ダイナコムウェアが販売している「金剛黒体」(こんごうこくたい)というフォント。12個のウェイト(太さ)を揃えたゴシック体で、多言語にも対応しているフォントだ。DynaSmart V契約者に加え、廉価版のDynaSmart Tを契約している人も、一部のウェイトを使うことができる。今回は、そんな「金剛黒体」というフォントについて、思うことを話したい。まず「金剛黒体」とは、こんなフォント↓先に述べたようにウェイトは12種類、他に... #55 夏にぴったり? 背高のっぽの「とんぼ」 2022/07/10(Sun) FONT1000からリリースされているフォント「とんぼ」。「MOJIパス」のラインナップに含まれている他、現在ではAdobe Fontsでも利用できるようになった。夏ということで、今回は「とんぼ」というフォントについて思うことを話そうと思う。まず「とんぼ」とは、こんなフォント↓漢字は1:1の正方形の中にきっちりデザインされているが、かな文字はまさしくトンボの体のように細長く、文字を組むと背が高く見える。どの文字も、1つの文字... #54 太さだけが自慢? DF太ゴシック体 2022/06/10(Fri) ダイナコムウェアが販売している、太い角ゴシック体のフォント。「特太ゴシック体」「極太ゴシック体」「超極太ゴシック体」の3つがある。同社が90年代から販売しているフォントパッケージに収録されていて、現在もDynaSmartシリーズを契約している人は使うことができる。今回は、そんな「DF太ゴシック体」ファミリーについて、思うことを話したい。まずDF太ゴシック体とは、こんなフォント↓僕が高校生の頃、初めて手にした有料の... #53 Adobe Fontsに意外なフォントが仲間入り? 2022/05/10(Tue) 最近Adobe Fontsで利用できるようになった、「TA-角ゴGF」「TA-丸ゴGF」というフォント。Adobe Creative Cloudの有料プランを契約している人は、誰でも利用できる。これらのフォントはパッケージ販売もされているが、Adobe Fontsに追加されたと知った時には非常に驚いた。今回は、そんな「TA角ゴ」「TA丸ゴ」の話をしようと思う。まず「TA角ゴ」「TA丸ゴ」とは、こんなフォント↓TA角ゴはウェイト(太さ)が5種類、TA丸ゴは3種類あ... #52 思い出す図工の授業「クラフト遊」 2022/04/10(Sun) ダイナコムウェアが発売しているフォント「クラフト遊(ゆう)」。1990年代前半にリリースされたデザインフォントで、2022年現在もDynaSmartのサブスクに含まれている他、単体でダウンロード購入することもできる。今回は、そんなクラフト遊というフォントに関する話をしようと思う。まずクラフト遊とは、こんなフォント↓遠目で見るとカクカクと直線が多用されているように見えるが、直線っぽく見える線もわずかに曲線が取り入れら... #51 まるで高度な間違い探し? メイリオの変異種 2022/03/10(Thu) 10年以上前から、ダウンロード販売サイトなどでよく見るフォントがある。Windows Vista以降にシステムフォントとして標準搭載されている「メイリオ」の日本語パートを担当したデザイナーによるフォントだ。デザインに大差が無いのに発表されているフォントの数だけが異常に多く、複数のブランドからリリースされている何とも不気味なフォントだ。今回は1つに絞れないそれらのフォントを“メイリオの変異種”と勝手に呼ぶことにして、... #50 "カワイイ"丸ゴシック体の代名詞「じゅん」 2022/02/10(Thu) モリサワがリリースしている丸ゴシック体「じゅん」。1973年に写植用フォントとして一番細い「じゅん101」がリリースされ、現在の4ウェイトのファミリー展開となった。後にデジタルフォント化され、2021年には最新のフォントの技術に対応した「じゅん」もリリースされた。今回は、そんな「じゅん」というフォントに関して話そうと思う。まず「じゅん」とは、こんなフォント↓どちらかというと本文に適した太さの、手書きっぽさが残... #49 ロゴ向きだけどロゴ向きじゃないフォント 2022/01/10(Mon) 視覚デザイン研究所(以下、VDL)が販売しているフォント「ロゴG」。文字通り、ただ文字を並べただけでロゴタイプが作れそうなカッコイイデザインで、同社がリリースしているフォントの中で一番魅力的といっても良いフォントだ。1990年代後半からパッケージ販売されていて、20年以上が経過した今でも使用例が見られる。現在はAdobe Fontsにも細めの1ウェイトが含まれており、Adobe CCのサブスクリプションを契約している人であれば... #48 手作業が生んだ最強髭文字「大髭」 2021/12/10(Fri) 白舟書体が制作した毛筆フォント「大髭(おおひげ)」。同社が制作・販売しているフォントの中でもかなり人気のフォントなんじゃないだろうか。フォントにあまり詳しくなくても、どこかで使用例を見た記憶がある人もいるかもしれない。2021年最後となる今回は、そんな「大髭」というフォントの話をしようと思う。まず「大髭」とは、こんなフォント↓髭加工のみが施された「大髭113」に加え、虫喰い加工によってより毛筆ならではの勢... #47 Google Fonts 充実化のウラは…? 2021/11/10(Wed) PCにインストールして使う通常のフォントとしても、Webフォントとしても使えるオープンソースフォントが揃ったGoogle Fonts。長らく和文フォントの数が少なかったが、この頃急激に増え出した。あまりフォントに興味が無い人であれば、フォントのサブスクを契約したり、単体やパッケージでフォントを買わなくても、ここで提供されているフォントだけで完結できちゃうんじゃないか、ってくらいに…。今回は、そんな現在のGoogle Fonts... #46 UniqueなDesign? 「UD丸ゴ」 2021/10/10(Sun) フォントワークスがリリースしている「UD丸ゴ」というフォント。同社が昔から販売している丸ゴシック体「スーラ」をベースに作られたユニバーサルデザイン(UD)フォントだ。2015年に「UD丸ゴ_ラージ」、2016年に「UD丸ゴ_スモール」がリリースされ、さらに2017年には各フォントのさらに太いウェイトがリリースされた。今回は、そんな「UD丸ゴ」というフォントに関する話をしようと思う。まずUD丸ゴとは、こんなフォント↓かな文字... home keyboard_arrow_right
#58 心豊かなデザイン隷書体「豊隷」 2022/10/10(Mon) フォントワークスが販売している「豊隷」(ほうれい)というフォント。同社の製品リリースノートによると、2002年の新書体として発表されたらしい。「フォントワークスLETS」のラインナップに含まれているので、契約者なら誰でも利用できる。リリースからちょうど20年……だからというわけではないが、今回は「豊隷」というフォントについて話そうと思う。まず豊隷とは、こんなフォント↓フォントワークスの書体見本ページでは、「隷... #57 バイバイモリパス ハロー新サービス 2022/09/10(Sat) モリサワが提供しているフォントのサブスクリプション「MORISAWA PASSPORT」(以下、モリパス)。モリサワフォントをはじめとした多数のフォントを利用できるサービスで、2005年に提供が始まり、現在まで続いている。しかし先月、このサービスが2028年度に提供終了されることが発表され、同時に後継となる新しいサービス「Morisawa Fonts」が来月4日にリリースされることも発表された。今回は、長年続いたモリパスと、これから始ま... #56 ダイナフォント革命!? 金剛黒体レビュー2022 2022/08/10(Wed) ダイナコムウェアが販売している「金剛黒体」(こんごうこくたい)というフォント。12個のウェイト(太さ)を揃えたゴシック体で、多言語にも対応しているフォントだ。DynaSmart V契約者に加え、廉価版のDynaSmart Tを契約している人も、一部のウェイトを使うことができる。今回は、そんな「金剛黒体」というフォントについて、思うことを話したい。まず「金剛黒体」とは、こんなフォント↓先に述べたようにウェイトは12種類、他に... #55 夏にぴったり? 背高のっぽの「とんぼ」 2022/07/10(Sun) FONT1000からリリースされているフォント「とんぼ」。「MOJIパス」のラインナップに含まれている他、現在ではAdobe Fontsでも利用できるようになった。夏ということで、今回は「とんぼ」というフォントについて思うことを話そうと思う。まず「とんぼ」とは、こんなフォント↓漢字は1:1の正方形の中にきっちりデザインされているが、かな文字はまさしくトンボの体のように細長く、文字を組むと背が高く見える。どの文字も、1つの文字... #54 太さだけが自慢? DF太ゴシック体 2022/06/10(Fri) ダイナコムウェアが販売している、太い角ゴシック体のフォント。「特太ゴシック体」「極太ゴシック体」「超極太ゴシック体」の3つがある。同社が90年代から販売しているフォントパッケージに収録されていて、現在もDynaSmartシリーズを契約している人は使うことができる。今回は、そんな「DF太ゴシック体」ファミリーについて、思うことを話したい。まずDF太ゴシック体とは、こんなフォント↓僕が高校生の頃、初めて手にした有料の... #53 Adobe Fontsに意外なフォントが仲間入り? 2022/05/10(Tue) 最近Adobe Fontsで利用できるようになった、「TA-角ゴGF」「TA-丸ゴGF」というフォント。Adobe Creative Cloudの有料プランを契約している人は、誰でも利用できる。これらのフォントはパッケージ販売もされているが、Adobe Fontsに追加されたと知った時には非常に驚いた。今回は、そんな「TA角ゴ」「TA丸ゴ」の話をしようと思う。まず「TA角ゴ」「TA丸ゴ」とは、こんなフォント↓TA角ゴはウェイト(太さ)が5種類、TA丸ゴは3種類あ... #52 思い出す図工の授業「クラフト遊」 2022/04/10(Sun) ダイナコムウェアが発売しているフォント「クラフト遊(ゆう)」。1990年代前半にリリースされたデザインフォントで、2022年現在もDynaSmartのサブスクに含まれている他、単体でダウンロード購入することもできる。今回は、そんなクラフト遊というフォントに関する話をしようと思う。まずクラフト遊とは、こんなフォント↓遠目で見るとカクカクと直線が多用されているように見えるが、直線っぽく見える線もわずかに曲線が取り入れら... #51 まるで高度な間違い探し? メイリオの変異種 2022/03/10(Thu) 10年以上前から、ダウンロード販売サイトなどでよく見るフォントがある。Windows Vista以降にシステムフォントとして標準搭載されている「メイリオ」の日本語パートを担当したデザイナーによるフォントだ。デザインに大差が無いのに発表されているフォントの数だけが異常に多く、複数のブランドからリリースされている何とも不気味なフォントだ。今回は1つに絞れないそれらのフォントを“メイリオの変異種”と勝手に呼ぶことにして、... #50 "カワイイ"丸ゴシック体の代名詞「じゅん」 2022/02/10(Thu) モリサワがリリースしている丸ゴシック体「じゅん」。1973年に写植用フォントとして一番細い「じゅん101」がリリースされ、現在の4ウェイトのファミリー展開となった。後にデジタルフォント化され、2021年には最新のフォントの技術に対応した「じゅん」もリリースされた。今回は、そんな「じゅん」というフォントに関して話そうと思う。まず「じゅん」とは、こんなフォント↓どちらかというと本文に適した太さの、手書きっぽさが残... #49 ロゴ向きだけどロゴ向きじゃないフォント 2022/01/10(Mon) 視覚デザイン研究所(以下、VDL)が販売しているフォント「ロゴG」。文字通り、ただ文字を並べただけでロゴタイプが作れそうなカッコイイデザインで、同社がリリースしているフォントの中で一番魅力的といっても良いフォントだ。1990年代後半からパッケージ販売されていて、20年以上が経過した今でも使用例が見られる。現在はAdobe Fontsにも細めの1ウェイトが含まれており、Adobe CCのサブスクリプションを契約している人であれば... #48 手作業が生んだ最強髭文字「大髭」 2021/12/10(Fri) 白舟書体が制作した毛筆フォント「大髭(おおひげ)」。同社が制作・販売しているフォントの中でもかなり人気のフォントなんじゃないだろうか。フォントにあまり詳しくなくても、どこかで使用例を見た記憶がある人もいるかもしれない。2021年最後となる今回は、そんな「大髭」というフォントの話をしようと思う。まず「大髭」とは、こんなフォント↓髭加工のみが施された「大髭113」に加え、虫喰い加工によってより毛筆ならではの勢... #47 Google Fonts 充実化のウラは…? 2021/11/10(Wed) PCにインストールして使う通常のフォントとしても、Webフォントとしても使えるオープンソースフォントが揃ったGoogle Fonts。長らく和文フォントの数が少なかったが、この頃急激に増え出した。あまりフォントに興味が無い人であれば、フォントのサブスクを契約したり、単体やパッケージでフォントを買わなくても、ここで提供されているフォントだけで完結できちゃうんじゃないか、ってくらいに…。今回は、そんな現在のGoogle Fonts... #46 UniqueなDesign? 「UD丸ゴ」 2021/10/10(Sun) フォントワークスがリリースしている「UD丸ゴ」というフォント。同社が昔から販売している丸ゴシック体「スーラ」をベースに作られたユニバーサルデザイン(UD)フォントだ。2015年に「UD丸ゴ_ラージ」、2016年に「UD丸ゴ_スモール」がリリースされ、さらに2017年には各フォントのさらに太いウェイトがリリースされた。今回は、そんな「UD丸ゴ」というフォントに関する話をしようと思う。まずUD丸ゴとは、こんなフォント↓かな文字... home keyboard_arrow_right
#57 バイバイモリパス ハロー新サービス 2022/09/10(Sat) モリサワが提供しているフォントのサブスクリプション「MORISAWA PASSPORT」(以下、モリパス)。モリサワフォントをはじめとした多数のフォントを利用できるサービスで、2005年に提供が始まり、現在まで続いている。しかし先月、このサービスが2028年度に提供終了されることが発表され、同時に後継となる新しいサービス「Morisawa Fonts」が来月4日にリリースされることも発表された。今回は、長年続いたモリパスと、これから始ま... #56 ダイナフォント革命!? 金剛黒体レビュー2022 2022/08/10(Wed) ダイナコムウェアが販売している「金剛黒体」(こんごうこくたい)というフォント。12個のウェイト(太さ)を揃えたゴシック体で、多言語にも対応しているフォントだ。DynaSmart V契約者に加え、廉価版のDynaSmart Tを契約している人も、一部のウェイトを使うことができる。今回は、そんな「金剛黒体」というフォントについて、思うことを話したい。まず「金剛黒体」とは、こんなフォント↓先に述べたようにウェイトは12種類、他に... #55 夏にぴったり? 背高のっぽの「とんぼ」 2022/07/10(Sun) FONT1000からリリースされているフォント「とんぼ」。「MOJIパス」のラインナップに含まれている他、現在ではAdobe Fontsでも利用できるようになった。夏ということで、今回は「とんぼ」というフォントについて思うことを話そうと思う。まず「とんぼ」とは、こんなフォント↓漢字は1:1の正方形の中にきっちりデザインされているが、かな文字はまさしくトンボの体のように細長く、文字を組むと背が高く見える。どの文字も、1つの文字... #54 太さだけが自慢? DF太ゴシック体 2022/06/10(Fri) ダイナコムウェアが販売している、太い角ゴシック体のフォント。「特太ゴシック体」「極太ゴシック体」「超極太ゴシック体」の3つがある。同社が90年代から販売しているフォントパッケージに収録されていて、現在もDynaSmartシリーズを契約している人は使うことができる。今回は、そんな「DF太ゴシック体」ファミリーについて、思うことを話したい。まずDF太ゴシック体とは、こんなフォント↓僕が高校生の頃、初めて手にした有料の... #53 Adobe Fontsに意外なフォントが仲間入り? 2022/05/10(Tue) 最近Adobe Fontsで利用できるようになった、「TA-角ゴGF」「TA-丸ゴGF」というフォント。Adobe Creative Cloudの有料プランを契約している人は、誰でも利用できる。これらのフォントはパッケージ販売もされているが、Adobe Fontsに追加されたと知った時には非常に驚いた。今回は、そんな「TA角ゴ」「TA丸ゴ」の話をしようと思う。まず「TA角ゴ」「TA丸ゴ」とは、こんなフォント↓TA角ゴはウェイト(太さ)が5種類、TA丸ゴは3種類あ... #52 思い出す図工の授業「クラフト遊」 2022/04/10(Sun) ダイナコムウェアが発売しているフォント「クラフト遊(ゆう)」。1990年代前半にリリースされたデザインフォントで、2022年現在もDynaSmartのサブスクに含まれている他、単体でダウンロード購入することもできる。今回は、そんなクラフト遊というフォントに関する話をしようと思う。まずクラフト遊とは、こんなフォント↓遠目で見るとカクカクと直線が多用されているように見えるが、直線っぽく見える線もわずかに曲線が取り入れら... #51 まるで高度な間違い探し? メイリオの変異種 2022/03/10(Thu) 10年以上前から、ダウンロード販売サイトなどでよく見るフォントがある。Windows Vista以降にシステムフォントとして標準搭載されている「メイリオ」の日本語パートを担当したデザイナーによるフォントだ。デザインに大差が無いのに発表されているフォントの数だけが異常に多く、複数のブランドからリリースされている何とも不気味なフォントだ。今回は1つに絞れないそれらのフォントを“メイリオの変異種”と勝手に呼ぶことにして、... #50 "カワイイ"丸ゴシック体の代名詞「じゅん」 2022/02/10(Thu) モリサワがリリースしている丸ゴシック体「じゅん」。1973年に写植用フォントとして一番細い「じゅん101」がリリースされ、現在の4ウェイトのファミリー展開となった。後にデジタルフォント化され、2021年には最新のフォントの技術に対応した「じゅん」もリリースされた。今回は、そんな「じゅん」というフォントに関して話そうと思う。まず「じゅん」とは、こんなフォント↓どちらかというと本文に適した太さの、手書きっぽさが残... #49 ロゴ向きだけどロゴ向きじゃないフォント 2022/01/10(Mon) 視覚デザイン研究所(以下、VDL)が販売しているフォント「ロゴG」。文字通り、ただ文字を並べただけでロゴタイプが作れそうなカッコイイデザインで、同社がリリースしているフォントの中で一番魅力的といっても良いフォントだ。1990年代後半からパッケージ販売されていて、20年以上が経過した今でも使用例が見られる。現在はAdobe Fontsにも細めの1ウェイトが含まれており、Adobe CCのサブスクリプションを契約している人であれば... #48 手作業が生んだ最強髭文字「大髭」 2021/12/10(Fri) 白舟書体が制作した毛筆フォント「大髭(おおひげ)」。同社が制作・販売しているフォントの中でもかなり人気のフォントなんじゃないだろうか。フォントにあまり詳しくなくても、どこかで使用例を見た記憶がある人もいるかもしれない。2021年最後となる今回は、そんな「大髭」というフォントの話をしようと思う。まず「大髭」とは、こんなフォント↓髭加工のみが施された「大髭113」に加え、虫喰い加工によってより毛筆ならではの勢... #47 Google Fonts 充実化のウラは…? 2021/11/10(Wed) PCにインストールして使う通常のフォントとしても、Webフォントとしても使えるオープンソースフォントが揃ったGoogle Fonts。長らく和文フォントの数が少なかったが、この頃急激に増え出した。あまりフォントに興味が無い人であれば、フォントのサブスクを契約したり、単体やパッケージでフォントを買わなくても、ここで提供されているフォントだけで完結できちゃうんじゃないか、ってくらいに…。今回は、そんな現在のGoogle Fonts... #46 UniqueなDesign? 「UD丸ゴ」 2021/10/10(Sun) フォントワークスがリリースしている「UD丸ゴ」というフォント。同社が昔から販売している丸ゴシック体「スーラ」をベースに作られたユニバーサルデザイン(UD)フォントだ。2015年に「UD丸ゴ_ラージ」、2016年に「UD丸ゴ_スモール」がリリースされ、さらに2017年には各フォントのさらに太いウェイトがリリースされた。今回は、そんな「UD丸ゴ」というフォントに関する話をしようと思う。まずUD丸ゴとは、こんなフォント↓かな文字... home keyboard_arrow_right
#56 ダイナフォント革命!? 金剛黒体レビュー2022 2022/08/10(Wed) ダイナコムウェアが販売している「金剛黒体」(こんごうこくたい)というフォント。12個のウェイト(太さ)を揃えたゴシック体で、多言語にも対応しているフォントだ。DynaSmart V契約者に加え、廉価版のDynaSmart Tを契約している人も、一部のウェイトを使うことができる。今回は、そんな「金剛黒体」というフォントについて、思うことを話したい。まず「金剛黒体」とは、こんなフォント↓先に述べたようにウェイトは12種類、他に... #55 夏にぴったり? 背高のっぽの「とんぼ」 2022/07/10(Sun) FONT1000からリリースされているフォント「とんぼ」。「MOJIパス」のラインナップに含まれている他、現在ではAdobe Fontsでも利用できるようになった。夏ということで、今回は「とんぼ」というフォントについて思うことを話そうと思う。まず「とんぼ」とは、こんなフォント↓漢字は1:1の正方形の中にきっちりデザインされているが、かな文字はまさしくトンボの体のように細長く、文字を組むと背が高く見える。どの文字も、1つの文字... #54 太さだけが自慢? DF太ゴシック体 2022/06/10(Fri) ダイナコムウェアが販売している、太い角ゴシック体のフォント。「特太ゴシック体」「極太ゴシック体」「超極太ゴシック体」の3つがある。同社が90年代から販売しているフォントパッケージに収録されていて、現在もDynaSmartシリーズを契約している人は使うことができる。今回は、そんな「DF太ゴシック体」ファミリーについて、思うことを話したい。まずDF太ゴシック体とは、こんなフォント↓僕が高校生の頃、初めて手にした有料の... #53 Adobe Fontsに意外なフォントが仲間入り? 2022/05/10(Tue) 最近Adobe Fontsで利用できるようになった、「TA-角ゴGF」「TA-丸ゴGF」というフォント。Adobe Creative Cloudの有料プランを契約している人は、誰でも利用できる。これらのフォントはパッケージ販売もされているが、Adobe Fontsに追加されたと知った時には非常に驚いた。今回は、そんな「TA角ゴ」「TA丸ゴ」の話をしようと思う。まず「TA角ゴ」「TA丸ゴ」とは、こんなフォント↓TA角ゴはウェイト(太さ)が5種類、TA丸ゴは3種類あ... #52 思い出す図工の授業「クラフト遊」 2022/04/10(Sun) ダイナコムウェアが発売しているフォント「クラフト遊(ゆう)」。1990年代前半にリリースされたデザインフォントで、2022年現在もDynaSmartのサブスクに含まれている他、単体でダウンロード購入することもできる。今回は、そんなクラフト遊というフォントに関する話をしようと思う。まずクラフト遊とは、こんなフォント↓遠目で見るとカクカクと直線が多用されているように見えるが、直線っぽく見える線もわずかに曲線が取り入れら... #51 まるで高度な間違い探し? メイリオの変異種 2022/03/10(Thu) 10年以上前から、ダウンロード販売サイトなどでよく見るフォントがある。Windows Vista以降にシステムフォントとして標準搭載されている「メイリオ」の日本語パートを担当したデザイナーによるフォントだ。デザインに大差が無いのに発表されているフォントの数だけが異常に多く、複数のブランドからリリースされている何とも不気味なフォントだ。今回は1つに絞れないそれらのフォントを“メイリオの変異種”と勝手に呼ぶことにして、... #50 "カワイイ"丸ゴシック体の代名詞「じゅん」 2022/02/10(Thu) モリサワがリリースしている丸ゴシック体「じゅん」。1973年に写植用フォントとして一番細い「じゅん101」がリリースされ、現在の4ウェイトのファミリー展開となった。後にデジタルフォント化され、2021年には最新のフォントの技術に対応した「じゅん」もリリースされた。今回は、そんな「じゅん」というフォントに関して話そうと思う。まず「じゅん」とは、こんなフォント↓どちらかというと本文に適した太さの、手書きっぽさが残... #49 ロゴ向きだけどロゴ向きじゃないフォント 2022/01/10(Mon) 視覚デザイン研究所(以下、VDL)が販売しているフォント「ロゴG」。文字通り、ただ文字を並べただけでロゴタイプが作れそうなカッコイイデザインで、同社がリリースしているフォントの中で一番魅力的といっても良いフォントだ。1990年代後半からパッケージ販売されていて、20年以上が経過した今でも使用例が見られる。現在はAdobe Fontsにも細めの1ウェイトが含まれており、Adobe CCのサブスクリプションを契約している人であれば... #48 手作業が生んだ最強髭文字「大髭」 2021/12/10(Fri) 白舟書体が制作した毛筆フォント「大髭(おおひげ)」。同社が制作・販売しているフォントの中でもかなり人気のフォントなんじゃないだろうか。フォントにあまり詳しくなくても、どこかで使用例を見た記憶がある人もいるかもしれない。2021年最後となる今回は、そんな「大髭」というフォントの話をしようと思う。まず「大髭」とは、こんなフォント↓髭加工のみが施された「大髭113」に加え、虫喰い加工によってより毛筆ならではの勢... #47 Google Fonts 充実化のウラは…? 2021/11/10(Wed) PCにインストールして使う通常のフォントとしても、Webフォントとしても使えるオープンソースフォントが揃ったGoogle Fonts。長らく和文フォントの数が少なかったが、この頃急激に増え出した。あまりフォントに興味が無い人であれば、フォントのサブスクを契約したり、単体やパッケージでフォントを買わなくても、ここで提供されているフォントだけで完結できちゃうんじゃないか、ってくらいに…。今回は、そんな現在のGoogle Fonts... #46 UniqueなDesign? 「UD丸ゴ」 2021/10/10(Sun) フォントワークスがリリースしている「UD丸ゴ」というフォント。同社が昔から販売している丸ゴシック体「スーラ」をベースに作られたユニバーサルデザイン(UD)フォントだ。2015年に「UD丸ゴ_ラージ」、2016年に「UD丸ゴ_スモール」がリリースされ、さらに2017年には各フォントのさらに太いウェイトがリリースされた。今回は、そんな「UD丸ゴ」というフォントに関する話をしようと思う。まずUD丸ゴとは、こんなフォント↓かな文字... home keyboard_arrow_right
#55 夏にぴったり? 背高のっぽの「とんぼ」 2022/07/10(Sun) FONT1000からリリースされているフォント「とんぼ」。「MOJIパス」のラインナップに含まれている他、現在ではAdobe Fontsでも利用できるようになった。夏ということで、今回は「とんぼ」というフォントについて思うことを話そうと思う。まず「とんぼ」とは、こんなフォント↓漢字は1:1の正方形の中にきっちりデザインされているが、かな文字はまさしくトンボの体のように細長く、文字を組むと背が高く見える。どの文字も、1つの文字... #54 太さだけが自慢? DF太ゴシック体 2022/06/10(Fri) ダイナコムウェアが販売している、太い角ゴシック体のフォント。「特太ゴシック体」「極太ゴシック体」「超極太ゴシック体」の3つがある。同社が90年代から販売しているフォントパッケージに収録されていて、現在もDynaSmartシリーズを契約している人は使うことができる。今回は、そんな「DF太ゴシック体」ファミリーについて、思うことを話したい。まずDF太ゴシック体とは、こんなフォント↓僕が高校生の頃、初めて手にした有料の... #53 Adobe Fontsに意外なフォントが仲間入り? 2022/05/10(Tue) 最近Adobe Fontsで利用できるようになった、「TA-角ゴGF」「TA-丸ゴGF」というフォント。Adobe Creative Cloudの有料プランを契約している人は、誰でも利用できる。これらのフォントはパッケージ販売もされているが、Adobe Fontsに追加されたと知った時には非常に驚いた。今回は、そんな「TA角ゴ」「TA丸ゴ」の話をしようと思う。まず「TA角ゴ」「TA丸ゴ」とは、こんなフォント↓TA角ゴはウェイト(太さ)が5種類、TA丸ゴは3種類あ... #52 思い出す図工の授業「クラフト遊」 2022/04/10(Sun) ダイナコムウェアが発売しているフォント「クラフト遊(ゆう)」。1990年代前半にリリースされたデザインフォントで、2022年現在もDynaSmartのサブスクに含まれている他、単体でダウンロード購入することもできる。今回は、そんなクラフト遊というフォントに関する話をしようと思う。まずクラフト遊とは、こんなフォント↓遠目で見るとカクカクと直線が多用されているように見えるが、直線っぽく見える線もわずかに曲線が取り入れら... #51 まるで高度な間違い探し? メイリオの変異種 2022/03/10(Thu) 10年以上前から、ダウンロード販売サイトなどでよく見るフォントがある。Windows Vista以降にシステムフォントとして標準搭載されている「メイリオ」の日本語パートを担当したデザイナーによるフォントだ。デザインに大差が無いのに発表されているフォントの数だけが異常に多く、複数のブランドからリリースされている何とも不気味なフォントだ。今回は1つに絞れないそれらのフォントを“メイリオの変異種”と勝手に呼ぶことにして、... #50 "カワイイ"丸ゴシック体の代名詞「じゅん」 2022/02/10(Thu) モリサワがリリースしている丸ゴシック体「じゅん」。1973年に写植用フォントとして一番細い「じゅん101」がリリースされ、現在の4ウェイトのファミリー展開となった。後にデジタルフォント化され、2021年には最新のフォントの技術に対応した「じゅん」もリリースされた。今回は、そんな「じゅん」というフォントに関して話そうと思う。まず「じゅん」とは、こんなフォント↓どちらかというと本文に適した太さの、手書きっぽさが残... #49 ロゴ向きだけどロゴ向きじゃないフォント 2022/01/10(Mon) 視覚デザイン研究所(以下、VDL)が販売しているフォント「ロゴG」。文字通り、ただ文字を並べただけでロゴタイプが作れそうなカッコイイデザインで、同社がリリースしているフォントの中で一番魅力的といっても良いフォントだ。1990年代後半からパッケージ販売されていて、20年以上が経過した今でも使用例が見られる。現在はAdobe Fontsにも細めの1ウェイトが含まれており、Adobe CCのサブスクリプションを契約している人であれば... #48 手作業が生んだ最強髭文字「大髭」 2021/12/10(Fri) 白舟書体が制作した毛筆フォント「大髭(おおひげ)」。同社が制作・販売しているフォントの中でもかなり人気のフォントなんじゃないだろうか。フォントにあまり詳しくなくても、どこかで使用例を見た記憶がある人もいるかもしれない。2021年最後となる今回は、そんな「大髭」というフォントの話をしようと思う。まず「大髭」とは、こんなフォント↓髭加工のみが施された「大髭113」に加え、虫喰い加工によってより毛筆ならではの勢... #47 Google Fonts 充実化のウラは…? 2021/11/10(Wed) PCにインストールして使う通常のフォントとしても、Webフォントとしても使えるオープンソースフォントが揃ったGoogle Fonts。長らく和文フォントの数が少なかったが、この頃急激に増え出した。あまりフォントに興味が無い人であれば、フォントのサブスクを契約したり、単体やパッケージでフォントを買わなくても、ここで提供されているフォントだけで完結できちゃうんじゃないか、ってくらいに…。今回は、そんな現在のGoogle Fonts... #46 UniqueなDesign? 「UD丸ゴ」 2021/10/10(Sun) フォントワークスがリリースしている「UD丸ゴ」というフォント。同社が昔から販売している丸ゴシック体「スーラ」をベースに作られたユニバーサルデザイン(UD)フォントだ。2015年に「UD丸ゴ_ラージ」、2016年に「UD丸ゴ_スモール」がリリースされ、さらに2017年には各フォントのさらに太いウェイトがリリースされた。今回は、そんな「UD丸ゴ」というフォントに関する話をしようと思う。まずUD丸ゴとは、こんなフォント↓かな文字... home keyboard_arrow_right
#54 太さだけが自慢? DF太ゴシック体 2022/06/10(Fri) ダイナコムウェアが販売している、太い角ゴシック体のフォント。「特太ゴシック体」「極太ゴシック体」「超極太ゴシック体」の3つがある。同社が90年代から販売しているフォントパッケージに収録されていて、現在もDynaSmartシリーズを契約している人は使うことができる。今回は、そんな「DF太ゴシック体」ファミリーについて、思うことを話したい。まずDF太ゴシック体とは、こんなフォント↓僕が高校生の頃、初めて手にした有料の... #53 Adobe Fontsに意外なフォントが仲間入り? 2022/05/10(Tue) 最近Adobe Fontsで利用できるようになった、「TA-角ゴGF」「TA-丸ゴGF」というフォント。Adobe Creative Cloudの有料プランを契約している人は、誰でも利用できる。これらのフォントはパッケージ販売もされているが、Adobe Fontsに追加されたと知った時には非常に驚いた。今回は、そんな「TA角ゴ」「TA丸ゴ」の話をしようと思う。まず「TA角ゴ」「TA丸ゴ」とは、こんなフォント↓TA角ゴはウェイト(太さ)が5種類、TA丸ゴは3種類あ... #52 思い出す図工の授業「クラフト遊」 2022/04/10(Sun) ダイナコムウェアが発売しているフォント「クラフト遊(ゆう)」。1990年代前半にリリースされたデザインフォントで、2022年現在もDynaSmartのサブスクに含まれている他、単体でダウンロード購入することもできる。今回は、そんなクラフト遊というフォントに関する話をしようと思う。まずクラフト遊とは、こんなフォント↓遠目で見るとカクカクと直線が多用されているように見えるが、直線っぽく見える線もわずかに曲線が取り入れら... #51 まるで高度な間違い探し? メイリオの変異種 2022/03/10(Thu) 10年以上前から、ダウンロード販売サイトなどでよく見るフォントがある。Windows Vista以降にシステムフォントとして標準搭載されている「メイリオ」の日本語パートを担当したデザイナーによるフォントだ。デザインに大差が無いのに発表されているフォントの数だけが異常に多く、複数のブランドからリリースされている何とも不気味なフォントだ。今回は1つに絞れないそれらのフォントを“メイリオの変異種”と勝手に呼ぶことにして、... #50 "カワイイ"丸ゴシック体の代名詞「じゅん」 2022/02/10(Thu) モリサワがリリースしている丸ゴシック体「じゅん」。1973年に写植用フォントとして一番細い「じゅん101」がリリースされ、現在の4ウェイトのファミリー展開となった。後にデジタルフォント化され、2021年には最新のフォントの技術に対応した「じゅん」もリリースされた。今回は、そんな「じゅん」というフォントに関して話そうと思う。まず「じゅん」とは、こんなフォント↓どちらかというと本文に適した太さの、手書きっぽさが残... #49 ロゴ向きだけどロゴ向きじゃないフォント 2022/01/10(Mon) 視覚デザイン研究所(以下、VDL)が販売しているフォント「ロゴG」。文字通り、ただ文字を並べただけでロゴタイプが作れそうなカッコイイデザインで、同社がリリースしているフォントの中で一番魅力的といっても良いフォントだ。1990年代後半からパッケージ販売されていて、20年以上が経過した今でも使用例が見られる。現在はAdobe Fontsにも細めの1ウェイトが含まれており、Adobe CCのサブスクリプションを契約している人であれば... #48 手作業が生んだ最強髭文字「大髭」 2021/12/10(Fri) 白舟書体が制作した毛筆フォント「大髭(おおひげ)」。同社が制作・販売しているフォントの中でもかなり人気のフォントなんじゃないだろうか。フォントにあまり詳しくなくても、どこかで使用例を見た記憶がある人もいるかもしれない。2021年最後となる今回は、そんな「大髭」というフォントの話をしようと思う。まず「大髭」とは、こんなフォント↓髭加工のみが施された「大髭113」に加え、虫喰い加工によってより毛筆ならではの勢... #47 Google Fonts 充実化のウラは…? 2021/11/10(Wed) PCにインストールして使う通常のフォントとしても、Webフォントとしても使えるオープンソースフォントが揃ったGoogle Fonts。長らく和文フォントの数が少なかったが、この頃急激に増え出した。あまりフォントに興味が無い人であれば、フォントのサブスクを契約したり、単体やパッケージでフォントを買わなくても、ここで提供されているフォントだけで完結できちゃうんじゃないか、ってくらいに…。今回は、そんな現在のGoogle Fonts... #46 UniqueなDesign? 「UD丸ゴ」 2021/10/10(Sun) フォントワークスがリリースしている「UD丸ゴ」というフォント。同社が昔から販売している丸ゴシック体「スーラ」をベースに作られたユニバーサルデザイン(UD)フォントだ。2015年に「UD丸ゴ_ラージ」、2016年に「UD丸ゴ_スモール」がリリースされ、さらに2017年には各フォントのさらに太いウェイトがリリースされた。今回は、そんな「UD丸ゴ」というフォントに関する話をしようと思う。まずUD丸ゴとは、こんなフォント↓かな文字... home keyboard_arrow_right
#53 Adobe Fontsに意外なフォントが仲間入り? 2022/05/10(Tue) 最近Adobe Fontsで利用できるようになった、「TA-角ゴGF」「TA-丸ゴGF」というフォント。Adobe Creative Cloudの有料プランを契約している人は、誰でも利用できる。これらのフォントはパッケージ販売もされているが、Adobe Fontsに追加されたと知った時には非常に驚いた。今回は、そんな「TA角ゴ」「TA丸ゴ」の話をしようと思う。まず「TA角ゴ」「TA丸ゴ」とは、こんなフォント↓TA角ゴはウェイト(太さ)が5種類、TA丸ゴは3種類あ... #52 思い出す図工の授業「クラフト遊」 2022/04/10(Sun) ダイナコムウェアが発売しているフォント「クラフト遊(ゆう)」。1990年代前半にリリースされたデザインフォントで、2022年現在もDynaSmartのサブスクに含まれている他、単体でダウンロード購入することもできる。今回は、そんなクラフト遊というフォントに関する話をしようと思う。まずクラフト遊とは、こんなフォント↓遠目で見るとカクカクと直線が多用されているように見えるが、直線っぽく見える線もわずかに曲線が取り入れら... #51 まるで高度な間違い探し? メイリオの変異種 2022/03/10(Thu) 10年以上前から、ダウンロード販売サイトなどでよく見るフォントがある。Windows Vista以降にシステムフォントとして標準搭載されている「メイリオ」の日本語パートを担当したデザイナーによるフォントだ。デザインに大差が無いのに発表されているフォントの数だけが異常に多く、複数のブランドからリリースされている何とも不気味なフォントだ。今回は1つに絞れないそれらのフォントを“メイリオの変異種”と勝手に呼ぶことにして、... #50 "カワイイ"丸ゴシック体の代名詞「じゅん」 2022/02/10(Thu) モリサワがリリースしている丸ゴシック体「じゅん」。1973年に写植用フォントとして一番細い「じゅん101」がリリースされ、現在の4ウェイトのファミリー展開となった。後にデジタルフォント化され、2021年には最新のフォントの技術に対応した「じゅん」もリリースされた。今回は、そんな「じゅん」というフォントに関して話そうと思う。まず「じゅん」とは、こんなフォント↓どちらかというと本文に適した太さの、手書きっぽさが残... #49 ロゴ向きだけどロゴ向きじゃないフォント 2022/01/10(Mon) 視覚デザイン研究所(以下、VDL)が販売しているフォント「ロゴG」。文字通り、ただ文字を並べただけでロゴタイプが作れそうなカッコイイデザインで、同社がリリースしているフォントの中で一番魅力的といっても良いフォントだ。1990年代後半からパッケージ販売されていて、20年以上が経過した今でも使用例が見られる。現在はAdobe Fontsにも細めの1ウェイトが含まれており、Adobe CCのサブスクリプションを契約している人であれば... #48 手作業が生んだ最強髭文字「大髭」 2021/12/10(Fri) 白舟書体が制作した毛筆フォント「大髭(おおひげ)」。同社が制作・販売しているフォントの中でもかなり人気のフォントなんじゃないだろうか。フォントにあまり詳しくなくても、どこかで使用例を見た記憶がある人もいるかもしれない。2021年最後となる今回は、そんな「大髭」というフォントの話をしようと思う。まず「大髭」とは、こんなフォント↓髭加工のみが施された「大髭113」に加え、虫喰い加工によってより毛筆ならではの勢... #47 Google Fonts 充実化のウラは…? 2021/11/10(Wed) PCにインストールして使う通常のフォントとしても、Webフォントとしても使えるオープンソースフォントが揃ったGoogle Fonts。長らく和文フォントの数が少なかったが、この頃急激に増え出した。あまりフォントに興味が無い人であれば、フォントのサブスクを契約したり、単体やパッケージでフォントを買わなくても、ここで提供されているフォントだけで完結できちゃうんじゃないか、ってくらいに…。今回は、そんな現在のGoogle Fonts... #46 UniqueなDesign? 「UD丸ゴ」 2021/10/10(Sun) フォントワークスがリリースしている「UD丸ゴ」というフォント。同社が昔から販売している丸ゴシック体「スーラ」をベースに作られたユニバーサルデザイン(UD)フォントだ。2015年に「UD丸ゴ_ラージ」、2016年に「UD丸ゴ_スモール」がリリースされ、さらに2017年には各フォントのさらに太いウェイトがリリースされた。今回は、そんな「UD丸ゴ」というフォントに関する話をしようと思う。まずUD丸ゴとは、こんなフォント↓かな文字... home keyboard_arrow_right
#52 思い出す図工の授業「クラフト遊」 2022/04/10(Sun) ダイナコムウェアが発売しているフォント「クラフト遊(ゆう)」。1990年代前半にリリースされたデザインフォントで、2022年現在もDynaSmartのサブスクに含まれている他、単体でダウンロード購入することもできる。今回は、そんなクラフト遊というフォントに関する話をしようと思う。まずクラフト遊とは、こんなフォント↓遠目で見るとカクカクと直線が多用されているように見えるが、直線っぽく見える線もわずかに曲線が取り入れら... #51 まるで高度な間違い探し? メイリオの変異種 2022/03/10(Thu) 10年以上前から、ダウンロード販売サイトなどでよく見るフォントがある。Windows Vista以降にシステムフォントとして標準搭載されている「メイリオ」の日本語パートを担当したデザイナーによるフォントだ。デザインに大差が無いのに発表されているフォントの数だけが異常に多く、複数のブランドからリリースされている何とも不気味なフォントだ。今回は1つに絞れないそれらのフォントを“メイリオの変異種”と勝手に呼ぶことにして、... #50 "カワイイ"丸ゴシック体の代名詞「じゅん」 2022/02/10(Thu) モリサワがリリースしている丸ゴシック体「じゅん」。1973年に写植用フォントとして一番細い「じゅん101」がリリースされ、現在の4ウェイトのファミリー展開となった。後にデジタルフォント化され、2021年には最新のフォントの技術に対応した「じゅん」もリリースされた。今回は、そんな「じゅん」というフォントに関して話そうと思う。まず「じゅん」とは、こんなフォント↓どちらかというと本文に適した太さの、手書きっぽさが残... #49 ロゴ向きだけどロゴ向きじゃないフォント 2022/01/10(Mon) 視覚デザイン研究所(以下、VDL)が販売しているフォント「ロゴG」。文字通り、ただ文字を並べただけでロゴタイプが作れそうなカッコイイデザインで、同社がリリースしているフォントの中で一番魅力的といっても良いフォントだ。1990年代後半からパッケージ販売されていて、20年以上が経過した今でも使用例が見られる。現在はAdobe Fontsにも細めの1ウェイトが含まれており、Adobe CCのサブスクリプションを契約している人であれば... #48 手作業が生んだ最強髭文字「大髭」 2021/12/10(Fri) 白舟書体が制作した毛筆フォント「大髭(おおひげ)」。同社が制作・販売しているフォントの中でもかなり人気のフォントなんじゃないだろうか。フォントにあまり詳しくなくても、どこかで使用例を見た記憶がある人もいるかもしれない。2021年最後となる今回は、そんな「大髭」というフォントの話をしようと思う。まず「大髭」とは、こんなフォント↓髭加工のみが施された「大髭113」に加え、虫喰い加工によってより毛筆ならではの勢... #47 Google Fonts 充実化のウラは…? 2021/11/10(Wed) PCにインストールして使う通常のフォントとしても、Webフォントとしても使えるオープンソースフォントが揃ったGoogle Fonts。長らく和文フォントの数が少なかったが、この頃急激に増え出した。あまりフォントに興味が無い人であれば、フォントのサブスクを契約したり、単体やパッケージでフォントを買わなくても、ここで提供されているフォントだけで完結できちゃうんじゃないか、ってくらいに…。今回は、そんな現在のGoogle Fonts... #46 UniqueなDesign? 「UD丸ゴ」 2021/10/10(Sun) フォントワークスがリリースしている「UD丸ゴ」というフォント。同社が昔から販売している丸ゴシック体「スーラ」をベースに作られたユニバーサルデザイン(UD)フォントだ。2015年に「UD丸ゴ_ラージ」、2016年に「UD丸ゴ_スモール」がリリースされ、さらに2017年には各フォントのさらに太いウェイトがリリースされた。今回は、そんな「UD丸ゴ」というフォントに関する話をしようと思う。まずUD丸ゴとは、こんなフォント↓かな文字... home keyboard_arrow_right
#51 まるで高度な間違い探し? メイリオの変異種 2022/03/10(Thu) 10年以上前から、ダウンロード販売サイトなどでよく見るフォントがある。Windows Vista以降にシステムフォントとして標準搭載されている「メイリオ」の日本語パートを担当したデザイナーによるフォントだ。デザインに大差が無いのに発表されているフォントの数だけが異常に多く、複数のブランドからリリースされている何とも不気味なフォントだ。今回は1つに絞れないそれらのフォントを“メイリオの変異種”と勝手に呼ぶことにして、... #50 "カワイイ"丸ゴシック体の代名詞「じゅん」 2022/02/10(Thu) モリサワがリリースしている丸ゴシック体「じゅん」。1973年に写植用フォントとして一番細い「じゅん101」がリリースされ、現在の4ウェイトのファミリー展開となった。後にデジタルフォント化され、2021年には最新のフォントの技術に対応した「じゅん」もリリースされた。今回は、そんな「じゅん」というフォントに関して話そうと思う。まず「じゅん」とは、こんなフォント↓どちらかというと本文に適した太さの、手書きっぽさが残... #49 ロゴ向きだけどロゴ向きじゃないフォント 2022/01/10(Mon) 視覚デザイン研究所(以下、VDL)が販売しているフォント「ロゴG」。文字通り、ただ文字を並べただけでロゴタイプが作れそうなカッコイイデザインで、同社がリリースしているフォントの中で一番魅力的といっても良いフォントだ。1990年代後半からパッケージ販売されていて、20年以上が経過した今でも使用例が見られる。現在はAdobe Fontsにも細めの1ウェイトが含まれており、Adobe CCのサブスクリプションを契約している人であれば... #48 手作業が生んだ最強髭文字「大髭」 2021/12/10(Fri) 白舟書体が制作した毛筆フォント「大髭(おおひげ)」。同社が制作・販売しているフォントの中でもかなり人気のフォントなんじゃないだろうか。フォントにあまり詳しくなくても、どこかで使用例を見た記憶がある人もいるかもしれない。2021年最後となる今回は、そんな「大髭」というフォントの話をしようと思う。まず「大髭」とは、こんなフォント↓髭加工のみが施された「大髭113」に加え、虫喰い加工によってより毛筆ならではの勢... #47 Google Fonts 充実化のウラは…? 2021/11/10(Wed) PCにインストールして使う通常のフォントとしても、Webフォントとしても使えるオープンソースフォントが揃ったGoogle Fonts。長らく和文フォントの数が少なかったが、この頃急激に増え出した。あまりフォントに興味が無い人であれば、フォントのサブスクを契約したり、単体やパッケージでフォントを買わなくても、ここで提供されているフォントだけで完結できちゃうんじゃないか、ってくらいに…。今回は、そんな現在のGoogle Fonts... #46 UniqueなDesign? 「UD丸ゴ」 2021/10/10(Sun) フォントワークスがリリースしている「UD丸ゴ」というフォント。同社が昔から販売している丸ゴシック体「スーラ」をベースに作られたユニバーサルデザイン(UD)フォントだ。2015年に「UD丸ゴ_ラージ」、2016年に「UD丸ゴ_スモール」がリリースされ、さらに2017年には各フォントのさらに太いウェイトがリリースされた。今回は、そんな「UD丸ゴ」というフォントに関する話をしようと思う。まずUD丸ゴとは、こんなフォント↓かな文字... home keyboard_arrow_right
#50 "カワイイ"丸ゴシック体の代名詞「じゅん」 2022/02/10(Thu) モリサワがリリースしている丸ゴシック体「じゅん」。1973年に写植用フォントとして一番細い「じゅん101」がリリースされ、現在の4ウェイトのファミリー展開となった。後にデジタルフォント化され、2021年には最新のフォントの技術に対応した「じゅん」もリリースされた。今回は、そんな「じゅん」というフォントに関して話そうと思う。まず「じゅん」とは、こんなフォント↓どちらかというと本文に適した太さの、手書きっぽさが残... #49 ロゴ向きだけどロゴ向きじゃないフォント 2022/01/10(Mon) 視覚デザイン研究所(以下、VDL)が販売しているフォント「ロゴG」。文字通り、ただ文字を並べただけでロゴタイプが作れそうなカッコイイデザインで、同社がリリースしているフォントの中で一番魅力的といっても良いフォントだ。1990年代後半からパッケージ販売されていて、20年以上が経過した今でも使用例が見られる。現在はAdobe Fontsにも細めの1ウェイトが含まれており、Adobe CCのサブスクリプションを契約している人であれば... #48 手作業が生んだ最強髭文字「大髭」 2021/12/10(Fri) 白舟書体が制作した毛筆フォント「大髭(おおひげ)」。同社が制作・販売しているフォントの中でもかなり人気のフォントなんじゃないだろうか。フォントにあまり詳しくなくても、どこかで使用例を見た記憶がある人もいるかもしれない。2021年最後となる今回は、そんな「大髭」というフォントの話をしようと思う。まず「大髭」とは、こんなフォント↓髭加工のみが施された「大髭113」に加え、虫喰い加工によってより毛筆ならではの勢... #47 Google Fonts 充実化のウラは…? 2021/11/10(Wed) PCにインストールして使う通常のフォントとしても、Webフォントとしても使えるオープンソースフォントが揃ったGoogle Fonts。長らく和文フォントの数が少なかったが、この頃急激に増え出した。あまりフォントに興味が無い人であれば、フォントのサブスクを契約したり、単体やパッケージでフォントを買わなくても、ここで提供されているフォントだけで完結できちゃうんじゃないか、ってくらいに…。今回は、そんな現在のGoogle Fonts... #46 UniqueなDesign? 「UD丸ゴ」 2021/10/10(Sun) フォントワークスがリリースしている「UD丸ゴ」というフォント。同社が昔から販売している丸ゴシック体「スーラ」をベースに作られたユニバーサルデザイン(UD)フォントだ。2015年に「UD丸ゴ_ラージ」、2016年に「UD丸ゴ_スモール」がリリースされ、さらに2017年には各フォントのさらに太いウェイトがリリースされた。今回は、そんな「UD丸ゴ」というフォントに関する話をしようと思う。まずUD丸ゴとは、こんなフォント↓かな文字... home keyboard_arrow_right
#49 ロゴ向きだけどロゴ向きじゃないフォント 2022/01/10(Mon) 視覚デザイン研究所(以下、VDL)が販売しているフォント「ロゴG」。文字通り、ただ文字を並べただけでロゴタイプが作れそうなカッコイイデザインで、同社がリリースしているフォントの中で一番魅力的といっても良いフォントだ。1990年代後半からパッケージ販売されていて、20年以上が経過した今でも使用例が見られる。現在はAdobe Fontsにも細めの1ウェイトが含まれており、Adobe CCのサブスクリプションを契約している人であれば... #48 手作業が生んだ最強髭文字「大髭」 2021/12/10(Fri) 白舟書体が制作した毛筆フォント「大髭(おおひげ)」。同社が制作・販売しているフォントの中でもかなり人気のフォントなんじゃないだろうか。フォントにあまり詳しくなくても、どこかで使用例を見た記憶がある人もいるかもしれない。2021年最後となる今回は、そんな「大髭」というフォントの話をしようと思う。まず「大髭」とは、こんなフォント↓髭加工のみが施された「大髭113」に加え、虫喰い加工によってより毛筆ならではの勢... #47 Google Fonts 充実化のウラは…? 2021/11/10(Wed) PCにインストールして使う通常のフォントとしても、Webフォントとしても使えるオープンソースフォントが揃ったGoogle Fonts。長らく和文フォントの数が少なかったが、この頃急激に増え出した。あまりフォントに興味が無い人であれば、フォントのサブスクを契約したり、単体やパッケージでフォントを買わなくても、ここで提供されているフォントだけで完結できちゃうんじゃないか、ってくらいに…。今回は、そんな現在のGoogle Fonts... #46 UniqueなDesign? 「UD丸ゴ」 2021/10/10(Sun) フォントワークスがリリースしている「UD丸ゴ」というフォント。同社が昔から販売している丸ゴシック体「スーラ」をベースに作られたユニバーサルデザイン(UD)フォントだ。2015年に「UD丸ゴ_ラージ」、2016年に「UD丸ゴ_スモール」がリリースされ、さらに2017年には各フォントのさらに太いウェイトがリリースされた。今回は、そんな「UD丸ゴ」というフォントに関する話をしようと思う。まずUD丸ゴとは、こんなフォント↓かな文字... home keyboard_arrow_right
#48 手作業が生んだ最強髭文字「大髭」 2021/12/10(Fri) 白舟書体が制作した毛筆フォント「大髭(おおひげ)」。同社が制作・販売しているフォントの中でもかなり人気のフォントなんじゃないだろうか。フォントにあまり詳しくなくても、どこかで使用例を見た記憶がある人もいるかもしれない。2021年最後となる今回は、そんな「大髭」というフォントの話をしようと思う。まず「大髭」とは、こんなフォント↓髭加工のみが施された「大髭113」に加え、虫喰い加工によってより毛筆ならではの勢... #47 Google Fonts 充実化のウラは…? 2021/11/10(Wed) PCにインストールして使う通常のフォントとしても、Webフォントとしても使えるオープンソースフォントが揃ったGoogle Fonts。長らく和文フォントの数が少なかったが、この頃急激に増え出した。あまりフォントに興味が無い人であれば、フォントのサブスクを契約したり、単体やパッケージでフォントを買わなくても、ここで提供されているフォントだけで完結できちゃうんじゃないか、ってくらいに…。今回は、そんな現在のGoogle Fonts... #46 UniqueなDesign? 「UD丸ゴ」 2021/10/10(Sun) フォントワークスがリリースしている「UD丸ゴ」というフォント。同社が昔から販売している丸ゴシック体「スーラ」をベースに作られたユニバーサルデザイン(UD)フォントだ。2015年に「UD丸ゴ_ラージ」、2016年に「UD丸ゴ_スモール」がリリースされ、さらに2017年には各フォントのさらに太いウェイトがリリースされた。今回は、そんな「UD丸ゴ」というフォントに関する話をしようと思う。まずUD丸ゴとは、こんなフォント↓かな文字... home keyboard_arrow_right
#47 Google Fonts 充実化のウラは…? 2021/11/10(Wed) PCにインストールして使う通常のフォントとしても、Webフォントとしても使えるオープンソースフォントが揃ったGoogle Fonts。長らく和文フォントの数が少なかったが、この頃急激に増え出した。あまりフォントに興味が無い人であれば、フォントのサブスクを契約したり、単体やパッケージでフォントを買わなくても、ここで提供されているフォントだけで完結できちゃうんじゃないか、ってくらいに…。今回は、そんな現在のGoogle Fonts... #46 UniqueなDesign? 「UD丸ゴ」 2021/10/10(Sun) フォントワークスがリリースしている「UD丸ゴ」というフォント。同社が昔から販売している丸ゴシック体「スーラ」をベースに作られたユニバーサルデザイン(UD)フォントだ。2015年に「UD丸ゴ_ラージ」、2016年に「UD丸ゴ_スモール」がリリースされ、さらに2017年には各フォントのさらに太いウェイトがリリースされた。今回は、そんな「UD丸ゴ」というフォントに関する話をしようと思う。まずUD丸ゴとは、こんなフォント↓かな文字... home keyboard_arrow_right
#46 UniqueなDesign? 「UD丸ゴ」 2021/10/10(Sun) フォントワークスがリリースしている「UD丸ゴ」というフォント。同社が昔から販売している丸ゴシック体「スーラ」をベースに作られたユニバーサルデザイン(UD)フォントだ。2015年に「UD丸ゴ_ラージ」、2016年に「UD丸ゴ_スモール」がリリースされ、さらに2017年には各フォントのさらに太いウェイトがリリースされた。今回は、そんな「UD丸ゴ」というフォントに関する話をしようと思う。まずUD丸ゴとは、こんなフォント↓かな文字... home keyboard_arrow_right